スイーツ甲子園 入賞の育成調理師専門学校とタリーズがコラボ 「爽やかさ」テーマに

「ハニーレモンタルト」（左）と「フロマージュ・オ・トロピカル」

コーヒーチェーン大手のタリーズコーヒージャパンと高校生パティシエ日本一を決める「スイーツ甲子園」（主催・産経新聞社、特別協賛・貝印）のコラボレーションで誕生した２種類のケーキ「ハニーレモンタルト」と「フロマージュ・オ・トロピカル」が２４日、全国のタリーズ約７８０店で発売される。８月中旬まで提供予定。

考案したのは昨年９月の第１６回決勝大会で、タリーズ賞に輝いた育成調理師専門学校（兵庫県）のチーム「ａｐｐｒéｃｉｅｒ（アプレスィエ）」。〝夏だからこそ食べたい爽やかスイーツ〟をテーマにした。

「ハニーレモンタルト」（店内税込み５２０円）は、まろやかなチーズムースにレモンの酸味を合わせた。「フロマージュ・オ・トロピカル」（同５３５円）は、目をひくドーム形で、パッションフルーツとオレンジの香りが広がる。

チームの発想をもとに試作を重ねた。マーケティング本部でスイーツ企画を担当する宇佐美鉄平さんは「味や食感だけでなく全体の色にまでこだわった」と話している。