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[福岡・北九州市]「サステナビリティボンド」を発行

政治山 / 2021年11月7日 23時26分

コイン

※写真はイメージです

 北九州市(95万600人)は、「サステナビリティボンド」の発行を目指して準備を進めている。「SDGs未来都市計画」で掲げるSDGs戦略(ビジョン)達成に向けた施設整備を推進するための資金調達の一つとするのが目的。

 市の資金調達手段の多様化・安定化の促進や、債券市場における北九州市の市債の評価の向上、ESG(環境対応・社会貢献・企業統治)投資に関心が高い新たな投資家の開拓などの効果もあると市では期待している。サステナビリティボンドとは、ESG債の一種で、グリーンボンド、ソーシャルボンドの両方の特徴を併せ持った債券。インパクト(改善効果)に関する情報を公表することや、第三者機関による評価が求められるのが特徴となっている。

 発行する債券の名称は「北九州市サステナビリティボンド(愛称:北九州市SDGs未来債)」で、5年債または10年債(満期一括債)を年限とし、100億円程度の発行を目指している。発行の対象者は機関投資家だが、市内の個人投資家にも購入してもらえる仕組みを検討しており、9月から10月の発行を予定している。サステナビリティボンドの発行は全国の自治体で初めて。

(月刊「ガバナンス」2021年9月号・DATA BANK2021)

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