――おふたりは、テレビ東京のオーディション番組『ASAYAN』の出身です。
鈴木亜美(以下、鈴木) 25年前の平成にはYouTubeもTikTokもなく、クラスのみんながテレビのASAYANを見ていました。私は観覧席の端でちらっとでもいいから映りたいと、必死にハガキを書いていたんです。歌手になりたというのはありましたけど、それ以上にASAYANに出たいという気持ちのほうが強かった。
後藤真希(以下、後藤) 私は受かったらいいなぁというくらいの気持ちでした。当時ASAYANの『モーニング娘。』の3期メンバーのオーデションともうひとつ、『avex dream』という公開オーディションがあって、両方受けようと思っていたんですが、ちょっとだけASAYANのほうが早かったんですよね。