3月9日に放送されたピン芸人ナンバーワンを決めるお笑い賞レース『R-1グランプリ2024』(フジテレビ系)。今年は、芸歴20年目の街裏ぴんくが優勝し、人生を変えることに成功した。優勝が決まった後の魂の雄たけび「R-1に夢はあるんですよー!」は、この大会の歴史に刻まれる名セリフの一つになるであろう。
今回のR-1は、過去一レベルが高い大会となった。陣内智則やバカリズムなど常連の審査員たちも、「今年はレベルが高い」と何度も漏らすほどで、会場のウケも申し分なかった。
そんな中でも、特に爆発的な笑いを取ったのが、ファーストステージ上位の3人、ルシファー吉岡、街裏ぴんく、吉住だ。この3人の得点がそれぞれみな470点台で、続く4位の真輝志は458点。間の460点台が1人もいないところを見ても、3人がいかに群を抜いていたかがわかる。
そしてファイナルステージでは、街裏ぴんくが3票、吉住が2票を獲得し、街裏ぴんくが過去最高レベルともいえる大会を制した。