1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

たった3人の同窓会…小6の卒業アルバムで交わした約束を守った男女に「エモすぎる」「憧れる…」感動の声、続々。奇跡の再会を果たした3人が話したことは…

集英社オンライン / 2024年4月13日 11時0分

山の頂上で開かれた3人だけの同窓会。卒業アルバムで、8年前に交わされた約束を守って集まったという。いったいどんな同窓会だったのだろうか。

小学生の卒アルで交わした同窓会の約束

小さな頃に交わした約束を、果たしてどれくらいの人が覚えていて、どれくらいの人が守るのだろうか。8年前、小学生のときに交わした約束を守って開かれた同窓会が、ネット上で「エモすぎる!」と大きな注目を集めた。

この体験談をX上に投稿したのは、現在大学生の盛者必衰.mp4(@Driving__force)さん。先日の4月1日に、小学校の卒業アルバム上で約束していたという同窓会に行ってきたことを明かした。

その内容とは、2019年3月16日、中学3年生のときに●●小築山頂上に午前10時集合、そして2024年4月1日、20歳のときに●●小築山頂上に午後6時に集合というもの。卒業アルバムにはそれぞれの約束が手書きで書かれており、「全員参加 絶対きてねー」と呼びかけられている。

今回、盛者必衰.mp4さんは幼馴染と2人で約束の地へ向かったところ、もう1人がそこにいて、合計3人が集まったそうだ。ちなみに前回も盛者必衰.mp4さんと幼馴染は参加しており、その際は4人が集合。ほかの2人は、今回参加した1人とはまた別の2人だったという。

この奇跡のような体験は大きくバズリ、〈メチャクチャ青春。半信半疑で行ってみて同級生と会えた時の気持ちを想像してみたらヤバ過ぎる〉〈今の時代だと、クラスメイト全員の電話番号共有するシステムとか 個人情報だからって無くなってるのよ。だからこういうのめちゃくちゃ…憧れる…〉〈まるで恩田陸の小説だ〉といった感動の声が続々とあがることに。

また、集合時間設定についても、中学生時代は朝、成人してからは夕方になっていることが、〈中3が朝10時でそこから遊びに行く、20才は夜6時集合でそこから飲みに行こうって小学生当時に考えたんだ。凄いな〉〈お酒飲める年齢考えたんかな?〉と、計算されつくされているのではないかと話題を呼んだ。
 

このエモすぎる同窓会について、盛者必衰.mp4さんに直接話を聞くことができた。小学校当時、クラスの人数は36人。しかし、この卒アルの同窓会を企画したのは盛者必衰.mp4さんではなかったという。

「誰が企画したかははっきり覚えていません。卒アル係の何人かが企画して、いつの間にか書いていた感じでした」(盛者必衰.mp4さん、以下同)

どうやら今回の同窓会企画は、クラスが一致団結して「集まろう!」と強く決めたことではないようだ。結局、今回集まったのは、女性2人、男性1人の3人。いったい、どんな会話をしたのだろうか。

9年ぶりに奇跡の再会を果たした3人の会話とは…

「特に近況も話さずに、最近ハマってるアニメの話をして、終わりました。寒いし帰ろうということで、40分くらいで解散になりましたね」

SNS上では〈ここからドラマが始まりそう!〉〈アニメの導入みたい!〉と感激の声が飛び交っていたが、当の本人たちはかなり淡々としていたようだ。

また、すでに成人式でも小学校のクラスメイトたちと再会したのかと尋ねたところ、「成人式は中学校で集まったので、話しませんでしたね」とのことで、この同窓会について、他のクラスメイトがどう思っているか知ることはできなかった。
 

とりあえず今回で、卒アルに書かれている分の同窓会計画は終わってしまったが、今後、小学校のメンバーで集まることはあるのだろうか。盛者必衰.mp4さんが主導で同窓会を開く計画はあるかを尋ねると、「連絡先もわからないし企画しようってほどの情熱はないかもです。誰かがやってくれるなら行きます」と、そこそこ前向きな姿勢を示していた。今回、SNSで大きくバズっていたので、小学校のクラスメイトの誰かしらは、気づいてくれただろう。

今回の件は同窓会だったが、小さな頃に約束して、その後、うやむやになってしまうケースとして多いのが、タイムカプセルだ。Yahoo!ニュースのアンケート調査「みんなの意見」が2009年に調査をしたところ、「タイムカプセルを埋めたり、掘り出したりした経験はある?」との問いに、「埋めたことはある」とだけ答えた割合が40.9%もいたのに対して、「埋めて、掘り出したことがある」と答えた割合はわずか9.4%だった。タイムカプセルがちゃんと日の目をみるパターンはそれほど多くないようだ。

一方で2022年には、宮城県塩釜市の小学校で、50年前に埋めたタイムカプセルを50年前の卒業生と現在の児童ら、計80人で掘り起こすイベントが行なわれ、地元のテレビ局が取材していた。

このタイムカプセルはもともと、学校創立100年の記念として実施し、堀り起こすのも100年後となる予定だったが、卒業生が元気なうちに現役の児童と掘り起こそうということになり、50年後に開封することに。
 

カプセルから出てきたのはランドセルや教科書、黒板消し、ウルトラマンセブンの人形、筆記用具、野球ボールなどなど。これらのモノは泥やほこりなどを落として校舎内に展示して、卒業生や地域の人が見学できるようになった。

さらに昨年にも、宮城県の大崎市立古川第一小学校で、開校100年を記念して記念碑の下に埋めたタイムカプセルを50年ぶりに掘り起こす企画を実施し、多くの人が集まっていた。

“時”を超えた約束には、世代を問わず惹かれるものがあるようだ。

取材・文/集英社オンライン編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください