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『世界アニソン総選挙』海外アニメファンの投票結果が波紋!? 1位はエヴァ、3位は伝説のロボットアニメの…日本国内とはまるで違うランキングにネットのオタクたちは

集英社オンライン / 2024年4月23日 17時0分

海外のアニメファンがガチすぎるのか。日本・海外、それぞれのファンからアンケートを取った『世界アニソン総選挙』の結果がSNS上で大きな話題になっている。2つのランキングがまったく異なるものになった理由とは…。

【画像】認知度驚異の94%…フィリピンで爆発的な人気を誇る意外過ぎるアニメ

外国人がガチで投票したアニソンランキング

4月21日に放送されたテレビ朝日系特番『外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙』の結果がSNS上で大論争を巻き起こした。

日本のアニメソングのNo.1を決定するべく、日本人と外国人にそれぞれアンケートを取り、その集計結果をもとにランキングを作成。Snow Manの佐久間大介、元日向坂46の渡邉美穂、イタリア出身のコスプレイヤー・ユリコタイガーらアニメ好き芸能人に加え、アニメ『【推しの子】』で有馬かな役、『HUNTER×HUNTER』の主人公・ゴン=フリークス役を務める潘めぐみ、『ドラゴンボール』のベジータ役で知られる堀川りょう、『ポケットモンスター』のサトシ役の松本梨香、そして『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役の宮村優子といった人気声優らがスタジオに集結し、ランキング結果を見守った。

ランキングは国内版、海外版とそれぞれ発表されたが、その結果は両者で大きく内容が異なることになった。

国内版
1位:アイドル 『【推しの子】』
2位:タッチ 『タッチ』
3位:紅蓮華 『鬼滅の刃』
4位:残酷な天使のテーゼ 『新世紀エヴァンゲリオン』
5位:銀河鉄道999 『銀河鉄道999』
6位:炎 『鬼滅の刃』
7位:宇宙戦艦ヤマト 『宇宙戦艦ヤマト』
8位:Get Wild 『シティハンター』
9位:CHA-LA HEAD-CHA-LA 『ドラゴンボールZ』
10位:おどるポンポコリン 『ちびまる子ちゃん』
11位:ミックスナッツ 『SPY×FAMILY』
12位:世界が終るまでは 『スラムダンク』
13位:ムーンライト伝説 『セーラームーン』
14位:残響散歌 『鬼滅の刃』
15位:やさしさに包まれたなら 『魔女の宅急便』
16位:ウィーアー! 『ワンピース』
17位:マジンガーZ 『マジンガーZ』
18位:サザエさん 『サザエさん』
19位:愛をとりもどせ!! 『北斗の拳 』
20位:鉄腕アトム 『鉄腕アトム』

海外版
1位:残酷な天使のテーゼ 『新世紀エヴァンゲリオン』
2位:アイドル 『【推しの子】』
3位:ボルテスVの歌 『超電磁マシーン ボルテスV』
4位:unravel 『東京喰種 トーキョーグール』
5位:KICKBACK 『チェンソーマン』
6位:ブルーバード 『NARUTO-ナルト-疾風伝』
7位:SPECIALZ 『呪術廻戦』渋谷事変
8位:ウィーアー! 『ワンピース』
9位:again 『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』
10位:青のすみか 『呪術廻戦』
11位:サムライハート(Some Like It Hot!!) 『銀魂』
12位:紅蓮華 『鬼滅の刃』
13位:CHA-LA HEAD-CHA-LA 『ドラゴンボールZ』
14位:ButterFly 『デジモンアドベンチャー』
15位:シルエット 『NARUTO-ナルト-疾風伝』
16位:廻廻奇譚 『呪術廻戦』
17位:Tank! 『カウボーイビバップ』
18位:悪魔の子 『進撃の巨人』
19位:心臓を捧げよ! 『進撃の巨人』
20位:紅蓮の弓矢 『進撃の巨人』

海外で大人気の『NARUTO-ナルト-疾風伝』

日本では往年の名作が多くランクインしているのに対して、海外版は比較的最近の作品に票が集中しているほか、意外なチョイスがあったりする。

まず、ひときわ異彩を放っている海外版3位の『超電磁マシーン ボルテスV』だが、こちらはフィリピンで圧倒的な支持を得て上位にランクイン。1977年に日本で放送された後、翌年の1978年にフィリピンで放送されたのだが、現代の子どもからの認知度も非常に高く、番組で集計したところ、なんとフィリピン国内での認知度は94%であった。

さらに2023年に、フィリピンで同作が実写化。平日に週5日、20時から20時半のゴールデンタイムに放送されたことで、より人気が高まったようだ。

そして、海外で圧倒的人気を誇る『NARUTO-ナルト-疾風伝』の主題歌の中で、もっとも票が集まったのが、いきものがかりが歌う『ブルーバード』(海外版6位)。

実は『ブルーバード』は海外で爆発的な人気を誇っており、昨年12月、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で、いきものがかりがこの曲を歌うと、コメント欄では海外勢の喜びの声が殺到した。

2021年のSpotify、海外で最も再生された日本の楽曲ランキングを見ても、『ブルーバード』は2008年にリリースされた曲にも関わらず9位にランクイン。今回、海外版ランキングで14位にランクインした、KANA-BOONが歌う『NARUTO-ナルト-疾風伝』の主題歌『シルエット』も、同年の8位にランクインしていた。

海外勢のほうがコアなランキングになったことを受けて、SNSではアニメファンたちが動揺している。ねこねこさん(@maomao__kawaii)に話を聞くと、「ゴールデンタイムに放送される番組なので難しいとは思いますが…」と、国内版ランキングに対する思いを語ってくれた。

「深夜アニメのアニソンもいい曲が多いのでもっとスポットが当たってほしかったです。一般層に聞いたアニソンランキング、オタク層に聞いたアニソンランキングをそれぞれ作ったらもっと納得する方が増えて、一般層にも深夜アニメのアニソンを知ってもらういい機会になりますし、もっとおもしろくなりそうだと思いました。
ただ、いちオタクとして地上波でアニソン特集を組んでくれたことはとてもうれしく思います。個人的な意見ですが、海外の方は日本と比べたらアニメの幅が広く、ランキングを見ていてとてもおもしろかったです! 3位の『ボルテスV』は意外でした(笑)」

結果的に、日本アニメ好きの人たちに聞くこととなった海外ランキングに対して、アニメ好きに限らず幅広くアンケートを取った国内ランキングとでは確かに、毛色が異なるのは当然だろう。

両ランキングに入った20曲、いずれも神曲ばかりだが、まだまだ知られざるアニソンの名曲はたくさんある。今度は国内でも、さらに細分化したランキングが作られることを期待したい。

取材・文・撮影/集英社オンライン編集部

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