宇宙から見た「地上の日食」と「太陽の食」、セットでどうぞ
sorae.jp / 2017年8月23日 13時16分
2017年8月21日の午後(現地時間)にアメリカを横断するように発生した皆既日食は多くの人の目を喜ばせましたが、日食を観察していたのは地上の人だけではありません。国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士や太陽観測衛星「ひので」も、同時に日食を楽しんでいたのです。
まず上の画像は、ISSに滞在している宇宙飛行士のRandy Bresnikさんが撮影した「地上に落ちた月の影」。日食時には太陽と月、地球が一直線に並ぶのですが、この影が落ちた部分では日食が発生しているのですね。
そしてこちらは、太陽観測衛星「ひので」が撮影した「日食時の太陽と月」です。ひのでは地球から高度680km、アメリカ西海岸沖を飛行している最中に、X線望遠鏡で最大食のタイミングに写真を撮影しました。上の画像は着色されたものですが、太陽からふわふわと吹き出すコロナがよく観察できます。
JAXAのWebページでは、ひのでから観測した日食時の太陽のムービーも公開されています。こちらも大迫力ですので、あわせて御覧ください。
なお、日本でこのような皆既日食が見られるのは2035年の9月2日、中部地方や関東地方北部、東北地方南部を中心として観測できそうです。まだまだ先の話ではありますが、こちらもなかなか盛り上がりそうですね!
Image Credit: NASA, JAXA/国立天文台 提供
■Randy Bresnik(Twitter)
[https://twitter.com/AstroKomrade/status/899912955508252676]
■太陽観測衛星「ひので」が撮影したアメリカ横断皆既日食の画像・動画を公開
http://www.isas.jaxa.jp/home/solar/eclipse20170821/
この記事に関連するニュース
-
ISSや太陽望遠鏡など “特別な視点”から見た2024年4月の皆既日食
sorae.jp / 2024年4月20日 21時7分
-
2024年4月に北米で観測された皆既日食 NASAが画像公開
sorae.jp / 2024年4月9日 16時0分
-
皆既日食で盛り上がるアメリカ
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月3日 12時0分
-
JAXAを退職する若田光一宇宙飛行士が記者会見 今後は民間から宇宙開発に貢献
sorae.jp / 2024年3月29日 19時18分
-
JAXA退職の若田光一宇宙飛行士 - 4月から民間へ転身も「生涯現役」は貫徹
マイナビニュース / 2024年3月29日 19時1分
ランキング
-
1ねんきん定期便の見込額に注意!年金から天引きされる4つのお金を知っておこう
オールアバウト / 2024年4月25日 21時20分
-
2お目当ては“ワケあり”商品……半額以下も! 購入客もナゼ? 安さの理由 物価高の家計助かる販売所へ『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 17時46分
-
3「乗り心地が良くなってしまうなんて……」日本唯一「カーレーター」の座席が“改善” 惜しむ声続々!?
乗りものニュース / 2024年4月25日 18時12分
-
4麻生氏のトランプ会談に透ける下心丸出しな“片思い”…前大統領にいたっては親友シンゾーの死を忘れた?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月26日 9時26分
-
5【SNSで話題】エアコン冷房「室外機に濡れタオル」で節電になるのか - ダイキンが検証結果を発表
マイナビニュース / 2024年4月25日 9時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください