2020年の8月25日は「伝統的七夕」 夜空を見上げませんか?
sorae.jp / 2020年8月25日 17時38分
2020年の8月25日は「伝統的七夕」って知っていましたか?
毎年七夕と言えば7月7日。”梅雨の時期とかぶったイベント”として「ああ、今年も織姫と彦星は…と」と思ってしまう日でもあります。しかし、本日(8月25日)は実は「伝統的七夕」に定められた日。日本全国で天気も崩れなさそうなので、今晩は七夕気分で夜空を見上げてみましょう。
また、「伝統的七夕」とは何か、なぜ8月25日?という点に触れていきます。
伝統的七夕とは?現在の七夕は毎年7月7日ですが、実は旧暦(太陰太陽暦)の7月7日に行われていたもの。その日付を現在使われている新暦でも引き継いでいるため、梅雨といった星空もなかなか見れない時期になっています。
織姫と彦星が天の川を渡り、年に一回の再開を果たす日なのに、なんで七夕伝説はこの時期なのだろう?と疑問を感じた人も少なくないはずですし、夜空を見上げて夏の大三角形を見つけるのも梅雨が明けてからですしね。
そんな七夕ですが、2001年以降に国立天文台では、太陰太陽暦の7月7日に近い日として「二十四節気の処暑(しょしょ=太陽黄経が150度になる瞬間)を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目を『伝統的七夕』の日」とし、広く報じているとのこと。
また、「伝統的七夕」は上記の定義からその年の日が決定するため、毎年同じ日ではありません。主に8月上旬から下旬であり、梅雨明け後で晴天率が高く、星空を見られる可能性が高い日となります。イベント的にも都合が良く「伝統的七夕」が「七夕」にかわって一般的になった方が…とも思います。いや、むしろ二回とも大きく催し物があった方が良いですね!
なお、国立天文台では2011年から2030年までの「伝統的七夕」の日が公開されており、2021年は8月14日になることも記載されています。
2030年までの「伝統的七夕」の日2011年 8月6日 / 2012年 8月24日
2013年 8月13日 / 2014年 8月2日
2015年 8月20日 / 2016年 8月9日
2017年 8月28日 / 2018年 8月17日
2019年 8月7日 / 2020年 8月25日
2021年 8月14日 / 2022年 8月4日
2023年 8月22日 / 2024年 8月10日
2025年 8月29日 / 2026年 8月19日
2027年 8月8日 / 2028年 8月26日
2029年 8月16日 / 2030年 8月5日
Image Credit: PhotoAC
Source: 国立天文台
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