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おじさんが英語力を確実に伸ばす方法「年をとってからのほうが英語学習にプラスに働くこともある」

日刊SPA! / 2024年2月25日 15時52分

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写真はイメージ(以下同じ)

グローバル化がますます進み、英語力が求められるケースが増えてきた。国内でも人手不足から外国人労働者を受け入れる会社が増加しており、インバウンド需要が回復するにつれて外国人を相手にする機会も増すだろう。
英語力を伸ばせばキャリアアップが見込めるが、「いまさら勉強しても……」と足踏みする中年男性は多いはず。そこで、これまでに2700人の生徒を指導した「TORAEL」竹末研一氏に英語の学習方法を教わった。

◆英語を学ぶのは歳を取ってからでも遅くない!

「歳を取っているほうが英語学習にプラスに働くこともある」と力説する竹末氏。事実、彼の生徒の中には40代、50代になってから英語力を伸ばした人も多いという。

「生徒さんの中には50代から学習を始めて、アメリカでマーケティングに関する英語講演を成功させた人もいます。ミドル世代は社会経験が長いぶん、単語がわからなくても推測や知恵で細かいニュアンスが分かるという強みがある。

それに年の功で言い換えられるレパートリーも増えていますし、総合的な理解力が上がっているはず。こうした能力で、歳を取ると低下しがちな短期間での記憶力や瞬発力を補えます。

また、若いときよりも自分のコントロールができて粘り強くなっているのも、英語を学習するうえで武器になります。学習を続ければいずれ当たり前にすることができますし、キャリアアップなどの目的がはっきりしていればしているほど継続できると思います」

◆日本人が英語を学習するうえでハードルになるのは…

英語を学習するうえで年齢は問題にならないものの、日本人ならではのハードルは存在するという。

「英語は日本語と構造が違います。文法の概念がわかるまで苦労すると思いますし、たとえば文法がひと通り分かっても長文になると難しい。学生時代の英語への苦手意識が、メンタルブロックになるケースも考えられる。よくある教科書のシチュエーションは、正直つまらないので、それで続かない人もいるでしょう」

だが、ハードルを受け入れたうえで、英語の学習で重要なことを認識すれば、英語力を伸ばしやすい。

「まずは英語の原理原則を理解すること。といっても難しいことではなく、実は中学英文法とちょっとの高校英文法を理解すれば大丈夫です。私の指導では、A4版で6ページほどにまとめたもので学習してもらっています。6ページなので2日で学習できます。この文法を理解しないまま勉強を進めても、英語力を伸ばすことは難しい。自分は何ができないかを見える化したうえで、モヤモヤしたものをそのままで終わらせないようにしてください。

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