1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

“地元国立大”の同級生がニヤニヤしながら学歴マウント。実は“名門大卒から大手企業勤務”と伝えたら…

日刊SPA! / 2024年2月27日 15時54分

写真

画像はイメージです

 学生時代の旧友たちと久々に会えるのは嬉しいが、“近況報告”という名のマウント合戦が繰り広げられることも多い同窓会。実際、それが嫌で参加をためらう人もいるはずだ。
 大手機械メーカーの研究部門に在籍する石田征紀さん(仮名・38歳)の出身大学は私大理系の名門・芝浦工業大学。経歴だけ見るとエリートのように思えるが、8年前に初めて参加した中学校の同窓会でTさんという同級生からマウンティングされたとか。

◆中退後、大学に進学したことを同級生は知らない

「中学時代からいけ好かない奴で距離を置いて付き合ってましたけど、このときのTも完全に上から目線。挨拶を交わした後に飛び出した言葉が『お前、高校すぐに中退したと聞いて心配してたんだぞ』ですからね。それもニヤニヤしながら尋ねてきたから悪意しか感じませんでした(苦笑)」

 実は、石田さんは地元の公立高校に進んだが当時は人付き合いが得意ではなかった。クラスメイトからの過剰な“いじり”もあって学校を休みがちになり、1年の2学期には出席日数が足りなくなって中退。それでも大学には進学したかったため、高等学校卒業程度認定試験(高認)と悩んだ末に通信制高校への再入学を選んだという。

「最初の高校には同じ中学から10人前後入りましたが、特に親しい者はいなかったので辞めた後はそれっきり。通信に入ってからは受験勉強に専念してたから引きこもり同然の生活でしたし、大学合格後は上京してしまったので。中学時代の連中とは本当に仲の良かった2人の親友としか連絡を取っておらず、彼らも交友関係が狭かったので同級生の間で自分の情報は高校中退のままで止まっていたんだと思います。まあ、ああやって馬鹿にした感じで言われるとは思いませんでしたけど」

◆名刺を渡して立場が逆転

 こちらが聞いてもいないのにTさんは結婚して戸建てのマイホームを持っていること、課長級のマネージャーの地位に就いている、会社で大きな仕事を任されている等を延々と自慢。そんな彼から何の仕事をしているのか聞かれたが、石田さんは「ただのしがない会社員だよ」とだけ答え、詳しいことを一切話さなかった。

 すると、アルコールが回ってますます“舌好調”になったのかTさんは「お前は中卒だから大変だろう」、「なんなら俺の会社に口を利いてやってもいんだぞ」など嫌味を連発。さすがにこれにはカチンと来たそうで会社の名刺をTさんに渡す。受け取った瞬間、「えっ?」と声を発したままその場で固まってしまったそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください