1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

“地元国立大”の同級生がニヤニヤしながら学歴マウント。実は“名門大卒から大手企業勤務”と伝えたら…

日刊SPA! / 2024年2月27日 15時54分

「けど、信じたくなかったのかTからは『なんでお前がこんな大手に勤めてるんだよ!』とこの期に及んでも責められました。だから、中退後に通信高校を経て大学に進んだことを簡単に説明しました。彼は『頑張ったんだな』と一応褒めてくれましたが、それとは裏腹に表情はすごく悔しそうでした」

 なお、Tさんはこれ以上絡んでくることはなく、その日は再び話しかけてくることはなかった。一緒に同窓会に参加した2人の親友には「マウント返しするなよ。腹黒い奴だな」と大笑いされたが、石田さんも含めて全員スカッとしたのは言うまでもない。

◆スカッとしたけど、マウントされた側からすると…

「私たちは『陰キャグループ』だったので、中学のクラスカースト上位だったTにしてみれば、ハナクソみたいな存在だったんです。それが積年の恨みを果たしてやり返したんだからやっぱり気持ちいいですよ」

 この後、他の同級生から聞いたそうだが、Tさんは県内有数の進学校から地元国立大に入学。ところが、理由は不明だが中退してしまったとのこと。さらに仕事は転職を繰り返し、同窓会の時は叔父が経営する会社に勤めていたという。

「それでも30歳でマイホームを建てたのは立派。会社でも親族経営とはいえ社員数は50名を超えていたようなので、その中で管理職は優遇されていたとしてもスゴいと思います。とはいえ、そういうのって人とあまり比べないほうがいいと思うんです。学歴や仕事、お金もそうですがマウントされて自分が下だと格付けされた場合、やっぱり傷つきますから。Tにやり返した私が言ったところで説得力はないかもしれませんが(笑)」

 意識しなくても同窓会など久々に会った相手には、ついマウントと受け取られる言動をしてしまうことも珍しくない。気づいたら加害者になっていたなんてことも起こりうるため、相手に不快な気分を与えてしまわないように注意したいものだ。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

―[学歴マウント]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください