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パチプロが「海物語」を好む理由。‟絶対に負ける人に共通している4つの特徴”とは――大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年3月21日 8時45分

②確変&時短の止め打ち

 パカパカと開閉を繰り返す電動チューリップの、開放タイミングだけを狙い打つ技。具体的には「電動チューリップが閉じたら4個打ち出す」、これを繰り返す。さらに、テクニシャンたちは「強→強→弱→弱」といった緩急の差をつけて、電動チューリップへと流し込む。

③回転スピード

 1時間あたりの変動効率は「スーパー海物語IN地中海」が約135回転、「スーパー海物語IN沖縄5」が約200回転、「大海物語5」が約230回転。たとえば1変動あたりの期待差玉が3玉だとしたら、大海物語5の期待時間差玉は「230回転×3個=690個」となり、圧倒的に期待値が高くなりやすい。

④ストローク自由度

 近年の海物語は右の釘配置が冷遇される傾向にあったが、このマシンは左右対称の釘配置であるため右打ちにも可能性がある。

◆「大海物語5ブラック」にも期待できる
 
 ボーダーライン(損益分岐点)は、①&②の技術介入によって千円あたり16.7くらいまで下がる。千円17回転であってもプラス差玉が見込めるのだから、めちゃくちゃ甘い。とくに③&④は、大海5ならではの長所といえる。

 そのため、2023年12月4日に導入予定の「大海物語5ブラック(スペック違いの姉妹機)」も、打ち込む価値のあるマシンである可能性が高い。導入されたら、まずは冬休み前(いわゆるエサ巻きといわれる期間)までが狙い目となりそうだ。

◆他の機種に比べて約2倍の止め打ち効果が見込める

 電動チューリップ1個賞球機が主流となっているのに、2個賞球の海シリーズは単純に約2倍の止め打ち効果が見込める。だから腕利のプロにとって、これ以上に魅力のあるシリーズはないのだ。

 店長の立場からすると、「止め打ちを放置すると赤字になってしまう」と分かりながら放置するわけにいかない。釘をメンテナンスするか、注意するか、出入禁止にするか、そんな選択に迫られる。変に悩むよりも「海物語で止め打ちをしたら一発で出入禁止」といった方針の方が、手っ取り早いのだろう。

 さらに出玉と貯玉カードを没収してしまえば、店の評判は下がるだろうけれど“一石三鳥”。それを「大海物語4SP」で喰らったときは、かなり落胆した。

◆リスクがあっても「海物語を追い続けるワケ」

 止め打ちをするのは怖い。どれだけリスクが高いのかを分かっているから。それでも、このシリーズを避けて納得のいく期待値をあげるのは難しい。

 初代ファフナーのV直撃打法、モンスターハウスの通常時右打ち、パチスロのコピー打法、そんな必然的に勝てるマシンに巡り合う日まで、ボクたちは海物語を追い続ける。

【ミネッチ】
技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。

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