あおり運転をした若者が返り討ちに。一発逆転でペコペコと…“明らかにビビっていた”理由――仰天ニュース・大反響トップ10
日刊SPA! / 2024年3月21日 15時45分
※写真はイメージです。
反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した仰天ニュースから選ばれた、第6位の記事はこちら!(集計期間は2022年11月~2023年1月。初公開2023年11月12日 記事は取材時の状況) * * *
ここ数年、ニュースなどで頻繁に取り上げられている「あおり運転」。20年6月には改正道路交通法が施行され、以前よりも厳しく罰せられるようになったが、激減しているとは言い難い。
自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険が8月に発表した『2023年あおり運転実態調査』によると、あおり運転をされたことがあるドライバーは53.5%。最初に調査を行った18年(70.4%)に比べれば改善しているが、前回調査の22年(51.3%)よりは悪化している。つまり、半数弱の方が被害経験を持つわけだ。あおり運転の被害者は後を絶たない。
だが、因果応報と言うべきか。あおり運転をした運転手の悲惨な末路とは?
◆バスによる自転車への“あおり運転”に「ゾッとした」
自転車通勤の小野田義雄さん(仮名・50代)は会社からの帰宅途中、バスによるあおり運転の被害に遭った。
歩道がなく道幅も狭い県道。自転車はいわゆるママチャリなので、それほどスピードは出さずに走っていた。すると、後方から小型バスが現れた。
「私はバスに抜いてもらおうと左側に寄ったのですが、追い抜く気配はなく、私の後ろをピタリとひっついたままで……。これが“あおり運転だ”と気づいて、ゾッとしましたね」
しばらくすると、道路工事で片道通行になったという。小野田さんはあおられるまま片道通行の道路を必死に走っていた。そして、対向車線の車が来なくなったタイミングで、バスは小野田さんを追い抜きにかかったと“小野田さんには思えた”そうだ。しかし……。
◆接触事故後、運転手は“当て逃げ”!?
「バスの運転手は私に対して横から幅寄せをしてきました。明らかに嫌がらせで怖かったのですが、止まる気配がなく、ついに接触してきたんです」
まさかの接触で小野田さんは転倒してしまう。「このとき、頭を打っていたら……と思うとヒヤッとします」と当時を振り返る。さらに、思いもよらない展開が待っていた。
「バス運転手は、あおり運転はしても接触事故まで起こす気はなかったのでしょう。急にスピードを上げて“走り去って”行きました。私は、咄嗟に110番しました」
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