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1文字1円未満だったWebライターが“文字単価”を「6年間で約20倍に」上げるまで

日刊SPA! / 2024年3月28日 16時0分

 今ならば、手っ取り早くX(旧Twitter)などのSNSで編集者にDMを送るなどの方法もあるだろうが、デジタルの時代にあえて手書きで長文の手紙を送ったことが功を奏したのか、実際に会ってもらうことに成功したのだ。

「編集長の草下さんから『さすがに手紙で就職は決まらないよ』と笑われましたが、『今まで書いたものを見せてくれ』と言われたので大学の卒業論文を見せました。内容は新宿のホームレスがどんな生活をしているかというものだったのですが、それを見た草下さんから『就職が決まっていないなら、4月から西成で生活してみてよ。面白かったら本にする』と言われたんです」

 躊躇はあったが、他にすることもなかったため、西成で78日間生活し、その体験を綴った。こうして発売された『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』がベストセラーに。まさに“名刺代わりの一冊”となり、その後はさまざまな仕事が舞い込むようになったのだ。

 現在はライター・編集者として有名メディアに引っ張りだこ。ギャラは文字単価に換算すると、たった5〜6年の間で15〜20倍ほどになったと話す。“行動力”で変わる未来もあるのだ。
<取材・文/松本果歩、企画・編集・撮影/藤井厚年>

―[“取材ライター”で文字単価を10倍稼ぐ方法。プロが本気で教えます]―

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