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給料は同じで業務量は1.5倍「独身と既婚者子持ちで不公平感がすごい」職場で上司の無神経な発言にア然

日刊SPA! / 2024年4月3日 8時51分

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※写真はイメージです

 近年は「パワハラ」や「セクハラ」だけではなく、「カスハラ」に「モラハラ」に「マタハラ」など、たくさんのハラスメントが話題になっている。そんななかで「シンハラ」をご存知だろうか? これはシングルハラスメントの略で、独身であることを理由に嫌味や暴言を吐かれたり、理不尽な扱いを受けたりすること。
「シングルハラスメント! まさに私は以前の職場でそれを受けていました!」と声を荒げて言うのは、沼田美穂さん(37歳・仮名)だ。いったい、何があったのか?

◆職場の扱いで独身と既婚者子持ちの不公平感が募る…

 彼女は現在、IT系企業で派遣社員として働きながら、休日は推し活に費やし、充実した日々を過ごしている。しかし転職前の職場が「地獄だった」と眉間にしわを寄せる。

「そこは、とにかく女性の社員は“結婚していて子供がいる人”が優先される職場でした。まあ、子持ちの社員に優しい職場はそれはそれで良いのでしょうが、私を含めて未婚の女性にとっては地獄以外のなんでもなかった」

 沼田さんは社員の休日出勤などを含めたシフト管理をしていたというが、「職場の空気的に、独身と既婚者子持ちで不公平感がすごい」と漏らす。

「私が推しのライブがあるから休もうとしたら、子持ちの子が『その日、私も子供と遊びに行く約束しちゃったから休みたい』というんです。

◆上司からありえないシンハラ発言

「子持ちの子は、子供の体調不良とかで早退・遅刻するのも日常茶飯事。それは仕方がないことだと思いますけど、遊びに行く約束ならば、こっちは年に1回しかない推しのライブに行きたい。それで今回は譲ってくださいとお願いして、渋々OKしてくれたのですが……」

 翌日、上司に呼び出された沼田さんは、とんでもない発言を浴びせられたという。

「いきなり『君さぁ、結婚してる人が羨ましいのはわかるけど、休みくらい譲ってあげなさいよ。子供が可哀想でしょ』といわれたんです。いつも彼女たちの都合を聞いているし、年に1回くらい私を優先させてくれと伝えると『推し活とかくだらない。婚活しなさい』と返されました」

◆給料は同じなのに仕事量は1.5倍

 そもそも沼田さんは結婚願望がなく、みずから独身の生き方を選んでいる。そのため、結婚していないことを突っ込まれるのも「癇に障る」と話す。

「上司たちは古い考えの人たちなので、女の幸せ=結婚・出産なんです。職場の先輩も実は妊活していたんですが、なかなか授からず、『君には母親の気持ちはわからないからね』と言われたことがきっかけで退社していきました。本当にひどいんです」

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