1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

スポーツから学んだチームプレイ、ロジカルな思考力。アスリート人材が社会に出てからも活躍するワケ

日刊SPA! / 2024年6月21日 8時50分

スポーツから学んだチームプレイ、ロジカルな思考力。アスリート人材が社会に出てからも活躍するワケ

写真はイメージです

「体育会系」という言葉を聞いて、何を想像するだろうか。「厳しい上下関係がある」「先輩の命令は絶対に従わなければならない」「スポーツばかりで勉強が苦手」といったマイナスのイメージを持っている人も多いかもしれない。
 たしかに体育会には、前時代的な「上級生には絶対に逆らえない厳しい上下関係」が存在していた。もっとも令和の時代にはそのような悪しき慣習は激減しているだろうが、いまだに体育会系にそのようなイメージを持っている人は少なくないだろう。

「一方で、会社という場所ではどうでしょうか。物事には良い側面と悪い側面があります。一心不乱に何かに打ち込んだエネルギーは、必ず会社の仕事でも活かすことができると考えています」

 そう語るのは、ヒット作『アスリート人材 飛び抜けた突破力と問題解決力で100%やり遂げる!』や、最新刊『アスリート人材の底力 折れない自分のつくり方』などを著書に持つ、資産防衛・ビジネスコンサルタントの松本隆宏さんだ。

◆アスリート人材は社会で活躍できる高いポテンシャルを持っている

「スポーツ系の部活動やスポーツクラブは、社会の縮図と言えます。人間関係や先輩・後輩の関係を育み、一心不乱に努力すること、目標に向かって邁進することは、必ず人生で活かせる大きな力になります。スポーツ系人材ほど会社で活躍できる人材はいません。

 スポーツは肉体的なパワーだけで勝てるものではありませんよね。計画や戦略・戦術など考える力が必要になります。それらは監督やコーチに言われて覚える力ではありません。監督やコーチが指導したこと、経験したことを『批判的に思考していく力』。これはまさに、ビジネスでも必要とされるPDCAの思考回路そのものです」(松本さん)

 松本さんは、「体育会人材」のことを「アスリート人材」と呼んでいるという。

「アスリートというとトップスポーツ選手を指すことが多く、ただ単にスポーツをしている一般の人は自分のことをアスリートだとは思っていないですよね。でも、レベルを問わず、スポーツで勝ちたい、タイムを縮めたいと本気で取り組んでいる人はすべて“アスリート”なのです。

 そこで私は『体育会人材』のことを、敬意を込めて『アスリート人材』と呼んでいます。これはスポーツに限った話ではありません。たとえば吹奏楽やダンス部などで賞を目指して日々がんばっている人もアスリートと言えるでしょう」(松本さん)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください