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「勝ち組」だけが知っている、手堅いのに高利回りが期待できる投資手法

日刊SPA! / 2024年9月30日 8時51分

◆デフレ状況下での現金保有は投資に等しい

 我々にとって身近な資産は現金や株だと思いますが、これだけ為替が動いているということは「円で持っていること自体が投資」に等しい状態となっていることに気づくべきだと思います。

「現金が安全資産」というのは、あくまでデフレ状況下での話。いまだにその印象を引きずっている人もいますが、人間の意思でいくらでも増やせて、かつ流動性の高い現金や株は、価値が下がりやすいんですよ。

 自分の手元にある資産を守るためには、人間が供給できないものに投資する。すなわち、資産を安全なところに移すことが重要になってくるわけです。

 投資対象を例に挙げると、金の場合は元本の保全性が高い代わりに配当がなく、株式の場合は元本の保全性がないものの、配当を得られます。これらのいいところ取りをしたのが「オフィスビル投資」だと私は考えています。

 価値の値崩れがしにくく、賃料収入という形で配当が出るため、オフィスビル投資は安定収入の確保や返済実績による信用の獲得、売却できる資産の保有をするための選択肢のひとつになり得るわけです。

 加えて、Cグレードのオフィスビル(1フロア20坪〜100坪、総面積1万平米未満)の供給が約20年間ほどされていないことは以前の連載でも述べたとおりで、日本の企業の99%を占める中小企業が必要とするCグレードビルへの投資が最適な資産防衛策だと考えています。

 現在、Sグレードビル(総面積4万平米以上、階数40階以上の大型ビル)やAグレードビルの建設が進むなかで、Cグレードビルの数は減ってきています。

 さらに、日本の不動産は海外勢に買い漁られている状況であり、必然的にCグレードビルの売買価格が上がってきている今こそ、オフィスビル投資へ参入する最適なタイミングだと言えるのではないでしょうか。

 弊社では、メーカーやビルメンテナンス、産業廃棄物処理、カーディーラーなど、さまざまな業種・業界のクライアントを支援していますが、オフィスビル投資による安定収入や不動産の買い増しなど、首尾よく成果をあげています。

 本業はうまくいっていても、この先何が起こるかわからない。自分の身は自分で守る。そのために投資を始める。

 このようなマインドを持ち、現状維持に対する危機感からオフィスビル投資へ注力しているのに加え、「自分たちで使うもの」と「人に貸すもの」を完全に分け、合理的な判断を下して取り組んでいるのが結果に結びついていますね。

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