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「勝ち組」だけが知っている、手堅いのに高利回りが期待できる投資手法

日刊SPA! / 2024年9月30日 8時51分

◆金融リテラシーに関する情報弱者を減らしたい

 最後にあらためてお伝えしておきたいのが「安定収入を確保しておくことで、自分たちの生き方を貫ける」ということです。

 どんなに良い理念、優れたサービスを提供していても、資本主義社会である以上、会社が存続できなかったら崩壊してしまうわけです。

 そうならないためのひとつの手段が不動産投資になります。労働収入には限界があり、組織を継続していく上では属人的ではない売り上げの確保が重要です。

 私は2018年にアグノストリという会社を立ち上げ、中小企業の経営者や富裕層向けにオフィスビルの売買仲介を行ってきました。

 彼らは一国一城の主として、独自の考え方やこだわりをもっている場合もあるわけですが、私の意見や助言に歩み寄ってくれて、その結果として節税効果や利益提供につながった場合にやりがいを感じます。

 今後の展望としては「金融リテラシーの情報弱者を減らしたい」と考えています。先代が資産をたくさん作っている中小企業の経営者は、節税対策や事業継承を税理士に任せているケースが多く、金融リテラシーが備わっていない場合も少なくありません。

 今の時代、企業や個人がネット広告を出したりSEO対策をしたりすれば、インターネット上での検索で上位に表示されるため、何が正しい情報なのかが分かりづらくなっています。

 そんななかで、私はアナログかもしれませんが、地道に1人でも多くに金融リテラシーに関する事実を伝えていくことが“使命”だと思っています。

<構成・文/古田島大介>

【青木龍】
株式会社Agnostri(アグノストリ)代表取締役社長。1989年、東京都出身。小学校から高校1年まで野球を続け、厳しい監督に鍛え上げられる。22歳で事業系不動産に特化した不動産売買の会社に就職。中小企業の経営者をターゲットに、ビル売買の営業開拓を実施。その後大阪支店・名古屋支店の立ち上げに携わる。最終的に東京で課長職に就任。会社員時代は1人で50億円を販売しトップセールスに。2018年に独立し、東京都千代田区にアグノストリを設立。会社設立後、年間100億円ほどの売買を締結。著書に『2%の人しか知らない、3億円儲かるビル投資術』(ぱる出版)、『御社の新しい収益基盤を構築する 区分オフィスビル投資術』(ビジネス教育出版社)がある。X(旧Twitter):@agnostri_aoki

―[東京にビルを持とう。/青木龍]―

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