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「妻と浮気相手の間に生まれた子」を見捨てられなかった夫の悲哀。養育費を支払う“条件”は離婚翌日に破られ…

日刊SPA! / 2024年10月28日 15時54分

夫の悪態を殊更に強調するとどうなるのか。一歩、間違えれば、「托卵」を正当化することになりかねません。今回の主人公はあくまで妻です。彼女を「悲劇のヒロイン」に仕立てれば仕立てるほど、その印象は強くなります。

どんな理由があろうと托卵は「不倫」です。そして損害賠償請求の対象(民法709条)。精神的苦痛の対価として慰謝料を請求されてもおかしくありません。本当に精神的苦痛を受けるかどうかは夫次第ですが、とはいえ、妻の立場で「あんな夫はどうなってもいい」と侮ることは許されません。どんな夫であろうと「傷つけていい」わけではないのです。ドラマの視聴者はそのことを混同しないように注意してください。

<TEXT/露木幸彦>

【露木幸彦】
1980年生まれ。国学院大学卒。行政書士・FP。男の離婚に特化し開業。6年目で相談7千件、「離婚サポートnet」会員は6千人を突破。「ノンストップ」(フジテレビ)、「ホンマでっかTV」(フジテレビ)、「市民のミカタ」などに出演。著書は「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷)など11冊。

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