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「癇癪持ちで束縛癖がある妻」と“離婚させてもらえない”夫。法律の専門家が授けた“作戦”を決行した結果

日刊SPA! / 2024年11月3日 8時53分

まず1つ目の問題は癇癪癖です。拓真さんは「妻は恥をかかされると、何をしでかすかわからない性分です」と嘆きます。例えば、宅配の荷物を受け取る際、配達員が差し出した伝票に名前を記入するのですが、玄関に置いてあったボールペンのインクが薄く、名前が途切れ途切れになってしまったそう。

配達員は「これじゃ、ダメですね」と言うので妻はリビングへ新しいボールペンを取りに行ったのですが、配達員にダメ出しされたことが頭にきたのか、リビングにある白いソファーにボールペンを向けたのです。そして縦横無尽に線を書き入れ、ストレスを発散した後、再度、玄関で伝票に名前を書き入れたそう。これは平日の昼間のことですが、夜になって拓真さんが帰宅するとソファーに黒い線が何重にも入っているのを発見。

筆者が「どうしたんですか?」と尋ねると、拓真さんは「エタノールをかけ、擦り洗いをし、黒い線を落としたのは僕です」と答えます。さらに「これが初めてじゃありません。今までのことがデジャブ―します」とため息をつきます。妻の「突然の逆ギレ」は何度も繰り返されましたが、それだけではありません。

◆出張でもひっきりなしに「寂しい」と連絡が

次に2つ目の問題は束縛癖です。例えば、拓真さんは仕事柄、4~5日間の出張に行くことがあるのですが、その最中に妻が「寂しい」と連絡してくるのです。具体的には「お皿を割っちゃったの。怖いから帰ってきて」と頼まれるのですが、出張を早めに切り上げるのは無理です。

妻は座骨神経痛の持病を抱えており、痛み止めの薬を飲むと、情緒が多少、不安定になる傾向がありました。そこで拓真さんは「寂しく思うのは薬のせいじゃないかな?明日になれば良くなると思うから、もう少し待っていて」となだめるのですが、妻は「好きじゃないの? 嫌いになったの?」と迫ってくるのです。

拓真さんは否応なく「好きに決まっているじゃないか」と言わされ、とりあえず急場をしのぐのですが、いつ妻からLINEが届くのか……出張中は事あるごとにスマホを見て、連絡が「ない」ことを確認することで安心する癖がついてしまいました。

夫婦が住んでいるのは横浜。一方、妻の出身は岐阜。拓真さんが妻に頼んで、地元の横浜に来てもらったのですが、妻には縁もゆかりもない地。筆者は「頼れるのは井上さんしかないので依存気味になるのも無理もないのでは」と指摘しました。

妻が寂しがるのは自宅で1人きりだから。拓真さんはそう思ったのですが、夫婦の間に子どもが産まれても、妻の性格は変わらず、同じことが繰り返されました。例えば、「香菜(子の名前)が転んじゃったの、今すぐ帰ってきて!」と言うので、拓真さんは「大丈夫か? まだ戻れないから、そんなに酷いなら病院に連れていって!」と返したそう。

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