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伝説のキャバ嬢から年商35億円経営者へ。愛沢えみり「女性が活躍し続けられる社会を目指したい」

日刊SPA! / 2024年11月13日 15時54分

愛沢:ありますね。「いったいどこで私を知ってくれたんだろう?」という主婦の方や、20代の方は、たいていYouTubeを見てくれているようです。そういう意味でも、知名度アップには間違いなくYouTubeだと確信しています。昔はブログを、少し前はインスタグラムなどのSNSでしたがやっぱり伝えられる情報量の多さは動画にはかないません。

水野:具体的にはどんな部分が動画のメリットだと思われますか?

愛沢:動画って10分という長い時間を視聴者の方からいただくわけじゃないですか。なかなか10分もその人をじーっと見るってあまりないですよね。

 そんな状況で10分間、その人の映像と言葉が入ってくるから、おそらく自然とその人のことを好きになってくれるんだと思うんですよね。

 もちろん、内容によっては嫌いになる可能性もありますが、それよりも私は「好きになってもらいやすい」ほうにかけて動画を出していくのがいいと思います。

水野:影響力は間違いなく出るという一方で、登録者数の伸び悩みなどが気になり、始められない方も結構いますよね。その点、どんなふうにとらえればよいでしょうか。

愛沢:今はたしかにレッドオーシャン化していて、難しい部分もあると思います。ほとんどの人が知らない有益な情報を届けられるとか、ビジュアルがいいなど、特長がないと難しいのは間違いありません。

 ただ、その一方で「長く続ける」ことができないのもYouTubeの世界ではよくあることです。私は更新ができないときもありましたが6年間、続けられています。だからこそ、今これだけの影響力があると思っています。

 たとえ特長がそこまで打ち出せなくても「長く続ける」ことこそが、最大の差別化になるのではないでしょうか。

水野:たしかに、長く続けていくことでインフルエンサーさんやユーチューバー同士でのつながりができたりとか、そういった横のつながりは期待できそうですよね。

愛沢:それは絶対あると思います。私もYouTubeをやっていたからこそ実現したコラボもありましたし、YouTubeをやっていなかったら出会えてなかったタレントさんは何人もいます。

 特に経営者の方はYouTubeを始めるのはメリットしかないと思います。自分の会社の宣伝が無料でできる。また、社長のマインドを広く発信できる。それだけでも効果は抜群ですし、これらの動画が採用する際には「情報」として大きな価値を持ってくれます。

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