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伝説のキャバ嬢から年商35億円経営者へ。愛沢えみり「女性が活躍し続けられる社会を目指したい」

日刊SPA! / 2024年11月13日 15時54分

水野:「経営者は四の五の言わずにYouTubeをやる」一択ですね。

愛沢:間違いないです。ただ、動画撮影も大変ですし、継続していくのは相応の覚悟も必要です。時に更新が止まってしまうこともあると思いますが、月に1本でも継続し続ける、というある意味「ゆるさ」も大事だと思います。

水野:愛沢さんもそういった経験があるんですね。

愛沢:はい。私はキャバクラで働いていたのは24歳までで、それから30歳までは数えるくらいしかお店には出勤していなかったんです。ただし、完全にキャバクラ嬢を辞めることはせず継続していました。

 そうやって辞めなかったおかげで、多くの出会いもありました。24歳でスッパリお店を辞めていたら、おそらくYouTubeもお店のプロデュースもしていなかったと思います。

 興味が移り変わることもありますし、飽きてしまうこともありますよね。だから、そんなときは無理せず休む。だけど辞めない。そうやって私はYouTubeを6年間、続けてくることができました。

水野:なるほど。どんなことでもいきなり辞めずに、「徐々に別のことにシフトしていく」ということが成功の大事なポイントなのですね。

◆娘との時間を大事にしながら、事業も動画配信も続けていきたい

水野:最後に、今後の展望を聞かせてください。

愛沢:大きく分けて2つあります。1つは、自分の事業拡大に伴い、「私がいなくてもより組織が運営できるよう環境を整備する」ことです。それには、「利益率が悪い事業を見直す」ことも必要だと思います。トップとしてそうした決断も速くしていきたいですね。

 もう1つは、「女性が活躍し続けられるような社会を目指して、制度を整えていく」ことです。まずは当社の中で「評価制度」の整備などを進めていく予定です。ハードルは高いですが、そうやってひとつでも女性が働きやすい企業が増えていけば、本当の意味で女性が活躍する社会になると信じています。

 今後も模索は続きますが、新たな愛沢えみりのステージを楽しみにいただけたら幸いです。

水野:ありがとうございました!

【インタビューを終えて(水野)】
 今回、初めてお会いしたが、吸い込まれるような大きな瞳とスタイルの良さ、人当たりの良さにすっかり魅了されてしまった。伝説のキャバクラ嬢、若者のカリスマとして一世を風靡した愛沢えみりさんもついにママに。“えみり伝説”第2章も期待しています。

【プロフィール】
愛沢えみり

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