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サイゼリヤ「若鶏のディアボラ風」(500円)が“ミシュラン級にうまい”と評価できる理由

日刊SPA! / 2024年11月17日 15時52分

サイゼリヤの料理は、サラダ、フォッカチオなども素晴らしく、またデザートの一部もイタリア直輸入というこだわりよう。それでいて、1品500円程度といった価格帯であるため、「前菜⇒スープ⇒パスタ⇒メイン⇒デザート」というコース仕立てにしても2000円でお釣りが来るほど。それでいて、料理の質は高く、食べて「うまい!」と言いたくなるものが多いといえます。

さらに、エクストラバージンのオリーブオイルもかけ放題。たった150円のフォッカチオをオリーブオイルにじゃぶじゃぶつけて食べられる店がそこら中にある(東京都内の場合)というのは、世界的にも稀だといえるでしょう。

サイゼリヤの凄さは、既に有名でありますが、下手な高級レストランよりも「実は美味しい」という意見があるほど。私もそれに同意します。

ただ、料理を低価格で提供するためか、店内の作りがロイヤルホストと比べるとチープなのが若干残念なところ。「ホテルラウンジ並の内装で、料理がサイゼリヤ」というお店があったならば、コースが3980円ぐらいだったとしても「ぜひ行きたい」と思うことでしょう。

◆ビブグルマン:ガスト「カキフライ和膳」990円(一部店舗は1090円)

最後に紹介するのは、ガストのカキフライであります。これは、冬の時期になるとガストに出てくるメニューなのですが、現在は「和膳(セット)のみ」となっているようです。かつては、カキフライ単品でも注文でき、私はそれを好んで食べていたため、単品がなくなってしまったのは残念であります。

さて、ガストのカキフライのいいところは、なんといっても「広島県産」という点です。他のファミレスの場合、外国産カキを使っている場合があるのですが、私が知る限りでは2017年時点でガストは「広島県産カキフライ」を提供していたといえます。

ちなみに、ガストはすかいらーくグループでありますが、上級ブランドとして「ジョナサン」が存在。上級なジョナサンだけでなく、ガストのカキフライにも「広島県産」となっているのが乙であります。

なお、ジョナサンにもカキフライは存在。ただ、ガストとジョナサンとでは、同じカキフライでも付け合せが異なります。私が、あえてガストのカキフライを選定したのは、シンプルな付け合せとソースが好きだからです。

揚げたてのジューシーなカキフライをタルタルソースと中濃ソースで食べるのが美味しいのですが、この「中濃ソース」という組み合わせが良いのです。

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