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サイゼリヤ「若鶏のディアボラ風」(500円)が“ミシュラン級にうまい”と評価できる理由

日刊SPA! / 2024年11月17日 15時52分

カキフライといえば、タルタルソースで食べるというのが美味しいとなりそうですが、ガストのカキフライは、中濃ソースをどっぷりつけてタルタルソースもつけてレモンもかけるという、ジャンクな食べ方がたまりません。

ただし、この記事の写真を撮るためにガストへ行ったところ、ハズレ料理が提供されてしまった点が残念でした。夜の忙しい時間帯だったこともあってか、5個中3個のカキフライが「冷めている」という状態。なぜか2個だけは衣がカラッとして、中がジューシーだったのですが、そのクオリティのものを5個食べたいと思った次第であります。

私が、以前このカキフライを良く食べていた際は、コロナ前にガストが深夜営業をしていたときだったため、「ハズレ料理」にあう確率が低かったのだと思います。当時は、深夜客が少ない時間帯にファミレスで原稿を書くことが多かったのですが、24時間営業のガストで、小腹が空いたときに食べるこのカキフライがとても美味でした。

ロイヤルホストの「ワンポンドステーキ」(6,358円)、サイゼリヤの「若鶏のディアボラ風」(500円)、ガストの「カキフライ和膳」(990円)と、食べたら「うまい!」といえるファミレスの料理を紹介しましたが、これらは「ハズレ料理でないもの」に出会えれば、本当に美味しい一品だと思います。

昨今のグルメ界隈では、予約が取れないお店の需要が高いですが、私としては、そういったお店の「美味しさ」は「予約が取れない」ということに底上げされているような気がしてなりません。

実際、私も人の紹介でいくつも予約が取れないお店に行きましたが、そこで次回の予約を入れなかったのは私だけ、ということが何度もあったほどでした。(新規予約は困難だが、一度お店に行くと予約が取れるというシステムの人気店が多い)

予約困難店は「美味しいお店に違いない」と思われるようですが、私としてはそういったお店に行くぐらいであれば、実はロイヤルホストのワンポンドステーキを食べたいのであります。

<文/斉藤由貴生>

【斉藤由貴生】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―

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