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元ギャルサー総代表の“その後”。突然の“子宮頸がん”宣告をギャルマインドで乗り越えるまで

日刊SPA! / 2024年12月19日 15時54分

元ギャルサー総代表の“その後”。突然の“子宮頸がん”宣告をギャルマインドで乗り越えるまで

モデル/DJの山城奈々さん(36歳)

 平成ギャルがトレンドになっている昨今。見た目だけではなく精神性にも注目が集まり、ポジティブに自分らしさを貫くマインドが支持されているという。そうした再ブームで気になるのは、かつて渋谷センター街を賑わせていたギャルたちの今だ。10代・20代を謳歌していた彼女たちは、年齢を重ねてどのような女性になっているのだろう。
 今回登場するのは、モデル/DJの山城奈々さん(36歳)。中学時代にはファッション誌の専属モデル、高校時代にはギャルサー(ギャルサークル)の2代目代表としてメディアに出演していた。一時期はタレントとして活動していたが、19歳で芸能界を引退。しばらく表舞台から姿を消していた。

 それから15年以上が経ち、山城さんは再びモデル業に復帰。昨今では有名ブランドのファッションショーへの出演、グラフィックデザイナー、DJなど、幅広い分野で活動している。とはいえ、療養のためにしばらく休業していた時期も。実はがんを患っていたという。山城さんはがんをどのように乗り越えてきたのだろうか……。

◆エリート一家で育てられた少女をギャルに変えた“2つの出会い”

 センター街の前で待ち合わせしていると、オールブラックのモード系ファッションに身を包んだ山城さんが現れた。スラッとした高身長の凛とした出で立ちは、混雑した渋谷の街でも目立つほどにオーラがある。

 中学生の頃からモデルとして活動してきたという。そんな彼女もまた現在の風貌からは想像できないが、かつては渋谷109に通う“ガングロギャル”だった。

 だが、はじめから“ギャルマインド”を持っているタイプではなかったそうだ。父は芸術家、母は医療系で働くエリート一家で厳しく育てられ、学校ではなかなかクラスに馴染めなかった。どこにいても息苦しく、ひたすら漫画ばかり描いていたという。

「本質は陰なタイプなんです。コミュニケーションがとれなくていじめられてました。男子にもモテてませんでしたね。学校にも家にも居場所がないから、鬱々としていた小学生時代を過ごしてて……死にたいなってぐらい」

 そんな山城さんを変えたのは、のちに親友となる同級生との出会いだった。

「ある日、声をかけてくれた子がいたんです。『いつも1人じゃん!友だちがいないならうちのグループくれば?』って」

 この日からふたりは急速に仲良くなった。どうやら親友はヤンキー家族の元で育ってきたという。エリート一家で育てられてきた山城さんとは性格も育ってきた環境も正反対だった。家族に従ってきた山城さんにとって、自分の好きなように生きる親友の姿はまぶしく見えた。

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