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医学部在学中に年商1.5億円。令和の虎・青笹社長が医師の道を捨て、「動画編集教育ビジネス」を選んだワケ

日刊SPA! / 2025年1月12日 8時52分

水野:まさにゴールドラッシュといえる時期だったのですね。ちなみに動画編集作業自体は独学で学ばれたのですか?

青笹:いいえ、同い年の経営者の迫(佑樹)さんに編集作業を一から教えていただきました。

水野:これが、のちにYouTube×LINEのスペシャリストであり、動画編集CAMPのフランチャイズ展開にまでつながっていく最初の一歩だったんですね。

青笹:はい。しばらくすると自分だけでは案件を受けきれず、外注するようになりました。しかし、それでも依頼は止まりません。なぜだろうと考えたとき、「市場に動画編集をできる人が少ない」ということに行き当たりました。「それなら自分がノウハウ提供することが、ビジネスになるのでは?」とひらめいたのです。

 時を同じくしてフリーランス集団の「StockSun」に参加し、多くの実績を得て動画編集の教育プログラムが確立したことも大きかったですね。

水野:2019年、この段階でもまだ医学生です。当時は今後の進路をどう考えていたのですか?

青笹:このときもまだ医師になるつもりはあったのですが、コロナ禍の時期、外に出歩いていたことが学校側に知られ、厳重な注意を受けたんです。島根は全然感染者がいなかったんですよ。このとき、「自分は保守的な世界ではなく、ビジネスの世界で生きていこう」と決めました。その後、医師免許だけは取りましたが。

水野:2020年にはアズール株式会社を設立し、しかも1期目から売上1.5億円、営業利益が8,000万円出ていたといいますから、医師になるよりもはるかに大きな収益を得ていくことになりましたね。

青笹:ありがとうございます。StockSunで行っていたことを会社組織で行ったおかげで、円期目から成果を出せたのだと思います。

 2期目には利益が約2億円になりました。順調ではありましたが、他にもっと結果を残している経営者も大勢いらっしゃいました。なので、自分のことを「すごい」とは思っていませんでしたね。

◆◆YouTubeとXだけで十分集客は可能

水野:2022年からは動画編集CAMPをオフラインで開催されています。これはどんな経緯があったのでしょうか。

青笹:オフラインで始める前に、家賃120万円もする活動拠点を持ちました。「せっかくなのでこの場を活かしてマネタイズしたい」という気持ちになり、「それなら動画編集セミナーをオフラインでやってみるか」とノリで始めてみたのです。

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