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医学部在学中に年商1.5億円。令和の虎・青笹社長が医師の道を捨て、「動画編集教育ビジネス」を選んだワケ

日刊SPA! / 2025年1月12日 8時52分

水野:受講者さんたちの反応はいかがでしたか?

青笹:当然「オンラインがいい」と思っていたのですが、参加者さんからは「オフラインのほうがいい。わからなかったらすぐ聞けるから」という予想外の反応だったのです。

水野:「まずはやってみるか」の意識で始められたのですね。集客はどうされたのでしょうか。

青笹:YouTubeとXだけです。YouTubeチャンネル「青笹のもっと動画編集を広げたい」は起業した月から始めたのでもう5年くらいになりますが、「動画編集者になるには?」「動画編集者とは?」というテーマに絞って、動画本数は350本を超えています。専門チャンネルにすることで、より動画編集者のリアルな現状を知っていただいていますね。

 Xの投稿に関しては、「動画編集にトライしてみたくなる」内容にしていて、そこからLP(ランディングページ)に誘導しています。

水野:Xの運用は手がかかるイメージがありますが、そのあたりはどのように時間を捻出しているのでしょうか。

青笹:実は投稿している内容のほとんどは大学時代に書いたものなんです。「人が商品を購入する」消費者心理に従って、お金、時間、人間関係、仕事などの各項目に何十個も投稿のストックがあるので、投稿自体は全然楽ですよ。

水野:その投稿を見ていると「どんどん動画編集者になりたくなる」というわけですね。

青笹:そうです。実は、YouTubeも考え方はまったく同じです。ビジネスで集客していくのって実はシンプルで、「買いたくなる」というストーリーに従って、あとは文言を当てはめていくだけです。事業以外の投稿はしない。1テーマで横展開、深堀していくことが原則です。

水野:たしかにそうですね。ちなみに本の出版や、令和の虎に出演していることでの集客効果は感じますか?

青笹:実は「集客」という意味ではそれほど影響がないんです。ただ、出版すると箔が付きますし、銀行取引や不動産契約でスムーズに事が進むメリットは感じています。

 なので、まず経営者は、他の媒体に力を入れるのではなくYouTubeに集中する。そのほうが結果的にメリットは大きいと思います。

 私自身、経営者でもありますが、ビジネスYouTuberでもあるし、インフルエンサーでもあるため、不祥事やトラブルを起こした場合、余計に炎上する危険は増えます。しかし、起きてもいないことばかりを考えて「やらない」のでは、いつまでたっても現状は変わりません。まず軽い気持ちでやってみる。それくらいでいいのではないでしょうか。

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