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「妻と知らない男」の“一糸まとわぬ姿”の写真が家族共用のタブレットに表示され…その後、疑念が確信になったメールの内容とは

日刊SPA! / 2025年1月13日 15時53分

元太さんは「ショートメールの受信でした」と振り返ります。「箱根楽しかったね。『俺』も一緒になれて幸せだったね」と表示されていたそうで……。その後の内容は通知だけでは分かりませんでした。内容的には送信主が女友達でもおかしくはありませんが、一人称が「俺」なので明らかに男性です。もし、旅館のツーショット写真の男性が送信主なら辻褄が合ってしまいます。

◆妻がトイレに行っている間に携帯番号を暗記

筆者が「それから、どうしたんですか?」と尋ねると元太さんは「嫁がトイレから戻ってくる前に何とかしないと!」と焦ったそうです。心臓がバクバクした状態でショートメールに表示された11桁の携帯番号を暗記。妻がトイレから戻ってくると、入れ替わり立ち代わりでトイレに入り、トイレットペーパーにめくります。そして指に唾をつけ、震える手をおさえ、何とか携帯番号を記入したのです。元太さんが件の写真と男性の携帯番号を片手に、筆者の事務所へ相談しに来たのは、元太さんがどうしようか悩んでいるタイミングでした。

相談の日から1週間後。元太さんは自分のスマホから男性へショートメールを送ったのです。「果歩の夫です。いろいろ聞きたいことがあります。直接、話をさせてください」と。筆者は前もって「男性が言い逃れできないように、件の写真を添付してはどうでしょうか?」と助言したので、元太さんは添付ファイルをつけました。

そうすると男性は「はい、分かりました」と素っ気ない回答を返してきたので、お互いの日程を調整。元太さんはルノアールの貸し会議室を予約し、部屋で待機したのですが、すでにお腹が痛み出し、胸やけで苦しく、喉が枯れている状態でした。そして男性は約束通り、その場に現れ、ついに直談判が始まったのです。

◆妻は「主人とは終わっている」と…

まず元太さんが件の写真を突き付けたところ、男性はあっさりと認めたそうです。「はい、僕で間違いありません」と。しかし、傷ついている元太さんに向かって「僕も旦那さんを傷つけるつもりはありませんでした」と平然と言うのです。

男性いわく妻は高校時代のクラスメイト。男性はふと同級生の存在を思い出し、手当たり次第にショートメールを送り続けたそう。「義人です。久しぶり、覚えている?」と。「僕は去年、離婚したばかりなんです。その日は急に人恋しい気持ちがこみあげてきて……ちょっと軽率だったと思っています」と打ち明けますが、元太さんは「なんていい加減な奴なんだ」と思いつつ、男性の話を聞き続けました。

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