「謝って済むなら警察はいらない」コンビニで“カスハラ”した作業服の男性が我に返って土下座したワケ
日刊SPA! / 2025年2月2日 8時53分
※写真はイメージです
迷惑客やカスハラ(カスタマーハラスメント)が社会問題となっている。その理不尽な言動は、対応した従業員にトラウマを植え付けかねない。
元コンビニ店長の佐藤隆さん(仮名・20代)は、約4年間の勤務を通じて数々の苦い経験があるという。
◆“お客様は神様”を強要、“出禁”になった迷惑老人
「“お客様は神様”だから値引きしろ」
これは、ある迷惑客が発した言葉だ。
「店によく来る70代ぐらいの高齢のお客様が、商品をレジに持ってくるなり『値引きしろ』と言ってきたんです。廃棄が近くなった商品のみ値引きシールを貼るので、当然お断りするのですが……」
レジがベテランの店員の場合はすぐに諦めるそうだが、新人に対しては大きな声で何度も値引きシールを貼るように要求してくるそうだ。
「そこで『“お客様は神様”だから』という言葉を聞いて驚きました。何を勘違いしているのでしょうか。結局、他のお客様への迷惑や新人の精神的負担などを考慮し、このお客様は最終的に“出入り禁止”となりました」
◆からあげを地面に叩きつけて…
佐藤さんが早朝のシフトだった際、60代と思われる男性客が来店したという。
「からあげのチーズ味を買って、お店の外にとめた車の中で食べている様子でした。しかし、その数分後にお店の中まで戻ってくると、『チーズ味は気に入らない』『ふつうのからあげと交換してくれ』と言うのです。ただ、一度お客様が口にされたものは返品できないので……」
それを聞いた男性客は、黙ってからあげを買い直した。そのまま退店するのかと思いきや、驚きの行動に出た!
「チーズ味のからあげを地面に叩きつけていったんです。朝方だったこともあり、呆気にとられてしまいました」
◆客と店員が“商品の袋詰め”を巡ってトラブルに
佐藤さんが最も印象に残っているのは、作業服にアームカバーを着けた50代ぐらいの男性客だという。
「事の発端としては、レジを担当していたうちのスタッフのAさんが『袋にはご自身で入れてください』と言ったことです。そのお客様はエコバッグを持参しており、以前は商品を入れてもらえたそうなんです」
そのとき、佐藤さん自身は現場におらず、後から防犯カメラの映像を確認してみると、店員のAさんと男性客の間では、次のようなやりとりがあったという。
「袋にはご自身で入れてください」
「入れてくれないの?」
「店の“ルール”なので」
「前は入れてくれたのにおかしくない?」
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