元SKE、AKBの松井珠理奈 最後の選抜総選挙で1位も…当時の苦悩語る「本当にキツくって」その後休養

松井珠理奈

　元SKE48、AKB48のタレント松井珠理奈（27）が16日深夜放送のテレビ朝日「イワクラと吉住の番組」（火曜深夜0・15）にゲスト出演。18年に行われた「AKB48　53rdシングル世界選抜総選挙」で1位を獲得した当時について語った。

　この日は今月30日の劇場公演でAKB48を卒業する柏木由紀、元乃木坂46でタレント・松村沙友理と共に登場した。総選挙の話題となると、松井は「最後の10回目の総選挙、地元名古屋で初めての開催、でグループ（SKE48）が10周年、いろんなことが積み重なって」と語った。

　「その前の年に1位と2位だったメンバーも出ない。で3位だったので、“もう絶対1位じゃん”、どこに行っても“1位だよね”“1位だよね”って」と当時の期待の大きさを語ると、柏木も「確かにめちゃくちゃ言われてた」と証言した。

　「だからもう、1位にならなかったら私どうすればいいんだ、みたいな」状況だったと話すと、柏木は「言葉は良くないけど、完全にかかってましたね」と続けた。その回の総選挙に出ていなかった柏木が当日名古屋に到着すると、「もう抱きついて凄い泣いたりとか」してきたとし、「大丈夫かなあって」と思っていたとした。

　松井は「前日のリハーサルの時に“もう出たくないです”って言って。“この状況じゃ出れません”って」とも告白。「総選挙の前にライブもあったんです。“なのでライブもできません、無理です”ってなったんですけど、その時にSKEのメンバーがみんなで楽屋にガーッと来てくれて、“大丈夫です！私たちの珠理奈さんが出てくれないと困りますから、頑張りましょう！”って言ってくれて、頑張って出ることができたんですが」と回顧した。

　だが総選挙本番では「ちょっといろいろトラブりまして」と松井。柏木は「かかってるがゆえの行動とか発言が、そこだけ凄い切り取られて、世間に凄い出てたりしてたりしたから」との出来事が。松井は「凄い申し訳ない、本当に申し訳ない」と頭を下げた。

　柏木は「でもちゃんと1位獲ってるので。最後」と結果を明かすと、松井は「でもその後また休養しちゃったので。メンタル的に本当にキツくって」と振り返った。

　「でもそのおかげで逆にあんまり責任感を負い過ぎないように生きようかなって思いました。そこからちょっと自分の生き方が変わったかなっていう」と明かした。

　すると松村が「全然関係ない私が一番泣きそう」「アイドル全員、幸せになってほしい」「本当に良く頑張ったねと思って」と涙。松井も「えーっ、私も泣いちゃう」「お母さん！？」「なんかごめんなさい」と応じていた。