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日本新薬 惜敗も前向く「振り込んだ成果に期待しようと」武田は二塁転向で勝負

スポニチアネックス / 2024年4月25日 13時57分

<日本新薬・日本生命>二塁守備に入った日本新薬・武田(撮影・河合 洋介)

 ◇JABA京都大会予選Dブロック 日本新薬2―4日本生命(2024年4月25日 皇子山)

 JABA京都大会が25日に開幕し、日本新薬は日本生命に2―4で惜敗した。

 昨年11月に就任した鎌田将吾監督は、「選手は逆転されても動揺せずに戦ってくれた。満塁機で一気に攻められなかったのは敗因の一つだったかなと思います」と振り返った。

 3回1死三塁で内野ゴロの間に先制点を挙げるも、直後の守りで2失点。1―3の5回には1死満塁から1番・大石航輝が中前適時打を放つも、続く武田登生が二ゴロ併殺に倒れて逆転機を逃した。

 同監督は、併殺に倒れた武田について「スクイズなども想定していましたけど、ここまでしっかりと振り込んできた。その成果を出してほしいなという期待もありました」と揺るがない信頼を明かした。

 入社3年目の武田は、昨秋にNPBの複数球団から調査書が届くも指名漏れを経験した。今年は遊撃から二塁に転向して出場中。武田は「チームとしては守り勝つ野球を目指している。遊撃とは逆の動きになるので難しいけど、そこを言い訳にしないようにしっかりと練習に取り組んできた」と先を見据えた。

 また、今秋のドラフト会議に向けては「去年は悔しい思いをした。だけど、まずはチームを勝たせることが一番大事」と言及した。

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