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【木更津巡業】照ノ富士が春場所後初めて相撲を取り霧島と5勝3敗 「初日にしては悪くなかった」

スポニチアネックス / 2024年4月25日 17時14分

霧島と三番稽古を行う照ノ富士

 大相撲の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が25日、千葉県木更津市で行われた春巡業で大関・霧島と三番稽古を行い5勝3敗だった。春場所は腰痛で途中休場。3月31日から始まった春巡業は全日程参加しているが稽古ではぶつかりで胸を出す程度だった。

 この日は土俵下で付け人と入念な準備運動を行い、午前10時55分に土俵に入り霧島と連続で8番取った。右四つに組んで一気に走る相撲もあれば、相手の出し投げにバランスを崩すなど“試運転”を感じさせる動きも散見した。

 体を真っ赤にして十分汗をかいた照ノ富士は「(きょうが)初日。(霧島が)首を痛めていたので胸を合わせるような感じ。筋トレを多くやっているのでまだ筋肉が固いところがある。初日にしては悪くない」と表情も明るい。1月の初場所後にインフルエンザや糖尿病で体重が20キロ減り春場所にも影響が及んだといい「糖尿病も安定してきたし、いい感じで来ている」と不安を一掃した。

 夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)まで3週間。出場へ向け一歩前進した形だが、これまでと比べて調整が遅れ気味なのは事実。「ここからが大事。このままアクシデントが起きなければいいのでは。体と相談しながらペースを上げていく」と復活の舞台を見据えた。

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