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広島ドラ1常広が本拠地マツダで“初登板”「イメージが少しできた」5月6日の2軍阪神戦で実戦デビューも

スポニチアネックス / 2024年4月26日 17時18分

広島・常広(撮影・長谷川凡記)

 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)が26日、3度目となる実戦形式のシート打撃に登板。打者8人に36球を投げて最速は151キロを計測。安打性は1本で、3者連続三振を含む5奪三振の好内容を披露した。

 「マウンドから見た景色は投げやすかったというのと、今後に向けてのイメージが少しできたのでよかった。打者と勝負しようと今日のテーマで投げて、それは一つクリアできたかなと思う。実戦になったら、相手にベクトルを向けて、投げっぷりをよくするとか、対相手をもっと意識しないとなと今日投げて思った」

 この日は直球のほか、フォーク、カーブ、チェンジアップ、スライダーの全球種を投げた。中村貴との対戦ではフォークで空振り三振。打者の中村貴が思わず「エグっ」と声をあげるほどの落差だった。

 常広は2月の春季キャンプから、体づくりを優先した調整を行っており、キャンプ終了後にはコンディション面を考慮され、3軍のリハビリ組に合流。調整が遅れていたが、17日に実戦形式のシート打撃に登板するなど、段階を踏んできた。見守った高2軍監督は「明日の状態が良ければ2軍に合流する」と話し、早ければ5月6日のウエスタン・リーグ阪神戦(由宇)で実戦デビューが見込まれる。

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