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石原さとみ 「この人だったら私を変えてくれる」出演直訴の監督に断られた過去 一転起用に至ったわけ

スポニチアネックス / 2024年4月28日 14時39分

石原さとみ

 女優の石原さとみ(37)が28日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。かつて監督に出演を直訴しながらも、断られていた過去を明かした。

 この日は主演する映画「ミッシング」(5月17日公開)で共演する俳優の中村倫也、演出・脚本を手掛けた吉田恵輔監督とともに出演。同作への出演が実現したのは、石原が吉田監督に6年前に出演を直談判したのがきっかけだった。

 石原が吉田監督の作品に興味を持ったのは映画「さんかく」だった。「次に森田剛さんの主演の『ヒメアノ~ル』。あのV6で輝いている森田剛さんが真逆の役を演じているのを学びたいと思って見たけど、学ぶとかより没頭して見てしまって。めちゃめちゃ面白くて。この人だったら私のことを変えてくれると思って。私のことは絶対にキャスティングしないし、私がいないこの世界には!だからこそ行きたいと思って」とし、「お願いしたけど断られ…」と振り返った。

 吉田監督は「“石原さんに興味ありますか?”って言われて、“あまりないけど、会うだけなら”って言ったら、急に“明日の夜、石原さんが空くらしいんですけど”って。“俺、明日、昼から友達と飲む約束あるだけど、夕方にも解散する。それからでもいいなら”」とやり取りを明かし、「もう6時間ぐらい飲んで。だいぶ飲んでいった」と苦笑。現場に到着するとすでに石原がいたそうで「出たいです」とアピールされ、「“あ~苦手かもしれない!”って」と初対面では苦手意識を持ったという。

 「華があるって人は、華が邪魔な人もいるわけ。アイドルの人とかもそうなんだけど、本当に下町に暮らしているとか、工場で働いている人とかに見えないんだよ。今回も港町が舞台で、石原さんはどうしても港区の匂いしか。立ったら港区になっちゃう。石原さんを壊すには自信がないなと思って」と当初断った理由を明かした。

 それでも「そこから何本かやって、一番最初に石原さとみさんは浮かばないイメージ。絶対に石原さんに振らないなって、逆に石原さんに!って思ったら、面白そうと思っちゃったわけ」と吉田監督。「お互い、絶対にこれじゃないだろう、っていう。今までやってものが違うのが化学反応でいいものができるか、大ハズレするか、その時は心中する覚悟で大失敗作を作るしかないなと思った」とした。

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