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大谷翔平 足で魅せた!3回は二盗を決めて同点適時打演出 8回も二盗決めて好機拡大

スポニチアネックス / 2024年5月4日 11時21分

<ドジャース・ブレーブス>3回、二盗を決めるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ブレーブス(2024年5月3日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠でのナ・リーグ東地区首位ブレーブス戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。1点を追う3回の第2打席は四球を選び、今季6個目の盗塁とする二盗を決め、4番ウィル・スミスの同点中前適時打をおぜん立てした。8回も四球で出塁すると、得点にこそつながらなかったが今季7個目の二盗を決めて好機を演出した。

 第1打席はブレーブスの先発、通算132勝右腕チャーリー・モートンとの対戦。フルカウントとすると、7球目の97マイル(約156.1)キロ速球は甘く入ったが、これを打ち損じて一ゴロに倒れた。

 第2打席は0―1と1点を追う3回1死走者なしの場面。この打席もフルカウントまで持ち込み、2球ファウルで粘った後、低めの95マイル(約152.8キロ)速球を見極めて四球を選んだ。この後今季6個目の二盗を決めると、4番スミスの同点中前適時打を呼び込んだ。

 4回にテオスカー・ヘルナンデスの勝ち越し7号ソロが生まれ、2―1とした5回の第3打席は1死走者なしの場面。この打席は3球であっさり追い込まれると、最後は94マイル(約151.2キロ)の速球にやや振り遅れて空振り三振に倒れた。

 2―2の同点とされた8回は1死走者なしで第4打席を迎えた。2番手左腕アーロン・バマーから四球を選んで出塁すると、スミスの打席でけん制球に誘い出されたが、そのままスタートを切り、一塁手がけん制球を落球したため7個目の盗塁が記録された。しかし、スミスが申告敬遠で歩かされると、続くマックス・マンシーが空振り三振に倒れて勝ち越し点は奪えなかった。

 敵地9連戦最終戦となった1日のダイヤモンドバックス戦は今季33試合目にして初めて欠場。ロバーツ監督は試合前に「単なる休養。毎日プレーしてきたので、2日連続でオフを与えられれば助けになる。終盤に機会があれば(代打)出場可能だ」と2日のオフと合わせて“2連休”にする意向を示していた。今季8号が出れば沖縄生まれの指揮官が持つドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録を更新する。

 2日には本拠ドジャースタジアムで行われた球団オーナーグループ主催のチャリティーイベントに真美子夫人とともに参加。「伝統的にやっているというので、楽しみにして来ました」と話し、グラミー賞4度のエド・シーランと記念撮影するなど、気分転換してこの一戦に臨んでいた。

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