【リーグワン】昨季王者・東京ベイが6位でシーズン終了 最終戦で3位・東京SGに逆転勝利

＜東京SG・東京ベイ＞東京SGに勝利しスタンドにあいさつし引き揚げる東京ベイフィフティーン（撮影・会津　智海）

　◇ラグビーリーグワン1部最終節　東京ベイ45―26東京SG（2024年5月4日　東京・秩父宮ラグビー場）

　昨季王者の東京ベイが、すでにプレーオフ進出を決めている東京SGを45―26で下し、8勝目（1分け7敗）を挙げた。総勝ち点は44で、6位でシーズンを終えた。東京SGは5敗目（10勝1分け）を喫し、3位でレギュラーシーズンを終了。プレーオフ準決勝では、19日に秩父宮で2位のBL東京と対戦する。

　後半3分までに4トライを奪われ、14―26と追い掛ける展開となった東京ベイだが、同8分にWTB山崎洋之がハーフウエーラインから1人で走り抜くトライで反撃開始。

　その後、FWのリザーブ選手を投入すると、試合の流れは東京ベイのペースに。同14分にも山崎のトライとゴールで同点に追い付くと、さらに13分後に途中出場のCTBテアウパ・シオネが力強い突破から勝ち越しトライ。終盤にも2トライを追加し、開幕戦で26―52とダブルスコアの完敗を喫した相手を圧倒した。

　一方の東京SGは10勝目を挙げた後は、引き分けからの2連敗でレギュラーシーズンをフィニッシュ。主力に故障者を抱えており、プレーオフに向けて不安を残す結果となった。