「TM NETWORK」小室哲哉 ヒット曲が出ず苦悩した「崖っ縁」時代を振り返る「後がないよって」

小室哲哉

　音楽ユニット「TM　NETWORK」の小室哲哉（65）が7日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）がメンバーの宇都宮隆（66）と木根尚登（66）とともに出演。苦悩時代を振り返る場面があった。

　1984年にデビューし、先月デビュー40周年を迎えたばかり。デビュー当時はデビューはしたものの、曲はまったくヒットせず、苦難の時代だったという。小室も「崖っ縁の時です。（いろいろと）悩んだと思います」と回顧。宇都宮も「レコード会社は売れないと困るから」と応じると、小室は「“後がないよ！”って言われてました」と苦笑いで振り返った。

　そんな中、1987年2月に発売した4枚目のオリジナルアルバム「Self　Control」で手応えがあったという。司会の黒柳徹子から「それで『ザ・ベストテン』のスポットライトに？」と聞かれると、小室は「この次の『Get　Wild』でもうすぐベスト10に。見事に（次の週にベストテンに）入りました」と懐かしんだ。

　1987年4月に発売した「Get　Wild」が大ヒット。その後、数々のヒット曲を生み出し、一躍人気グループとなる。

　黒柳からライブでのトラブルを聞かれると、「今でもありますけど」と小室。「コンピュータを使っているので、全部の音が一遍に出ちゃったりとか。曲の順番が変わっちゃったりとか。UTSUは“2曲目はあれだな”と思ってたのが、違う曲が出ちゃったり。最悪、木根君のギターと宇都宮くんのギターで何とか曲になる」と苦笑した。