高嶋政伸 うつ病だった父・忠夫さんへの“NGワード”明かす「父が思い出したらまずいので」
スポニチアネックス / 2024年5月7日 16時28分
俳優の高嶋政伸(57)が、6日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(後7・30)にVTR出演し、父の故・高島忠夫さんが晩年、患ったうつ病との闘いについて語った。
この日は芸能ファミリーとして知られる高島家を特集。忠夫さん、母の女優・寿美花代の祖先をさかのぼった。兄の俳優・高嶋政宏も含め仲良しファミリーとして知られたが、98年8月に忠夫さんの体調に異変が生じた。真夏にもかかわらず寒がって、冷房を切ったり、毛布を求めるようになったという。一時、復調したものの、仕事で米フロリダに行った時に再び体調が悪化。番組では当時の写真が紹介されたが、温和でにこやかだった表情は別人のように険しくなった。診断結果はうつ病だった。
そんな折、忠夫さんの母はるさんが危篤との知らせが入り、忠夫さんに知らせるべきかという問題が立ちはだかった。寿美は過去に出演した番組で「私は主治医に電話しまして、“絶対に後追い自殺するから見せないでくれ”と(医者が言った)」と、当時を振り返った。
はるさんは100歳で死去したが、忠夫さんには知らせなかった。政伸は「それから大変ですよ、母の日が来るたびに。テレビを付けて“今日は母の日です”とかいうと、ピッと止めた(スイッチを切った)り、新聞に母の日特集とあると、破ったり。一緒にご飯を食べてて、これはおふくろの味だねと言うと(口をふさいだ)」と、忠夫さんにはるさんのことを思い出させないようにしていたという。
政伸は「母とかおふくろとかいうのは、僕と兄と母親の中では絶対言っちゃいけないワードになっていて。父が思い出して、“おばあちゃんどないしてる?”ってなったらまずいので」と振り返り、「“ほとんど喜劇やね”って、母親なんかと笑ってたんですけどね」とも明かした。
勉強熱心でまじめだった忠夫さんは19年6月20日、88歳の生涯を終えた。政伸は「シリアスになったら終わりなんですよ。どこかにユーモアの精神がないと、どんな真っ暗な中にも明るいものを見いだしていかないと、人間生きていけないと、その時に感じました」と、しみじみ語った。
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