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男子バレー日本代表 ネーションズリーグ第1週は石川&藍を出さない!パリ五輪のため“温存”

スポニチアネックス / 2024年5月8日 4時45分

<バレーボール男子日本代表練習>写真撮影で腕を組む(左から)西田、高橋藍、石川(撮影・尾崎 有希)

 日本バレーボール協会は7日、都内で男子日本代表会見を開き、21日開幕のネーションズリーグに出場する16選手が意気込みを語った。フィリップ・ブラン監督(63)は、イタリア1部リーグでプレーオフに出場した石川祐希(28=ミラノ)、高橋藍(22=モンツァ)に関しては休養を優先し、第2週福岡大会から参戦することを明言した。パリ五輪でのメダル獲得を見据え、2人のエースをあえて温存する。

 今季のスローガンは「ALL FOR PARIS CREATING HISTORY TOGETHER(全てはパリのために ともに歴史をつくる)」に決まった。ブラン監督は「目標はパリ五輪でメダルを獲得すること。競争は厳しいものになるが、挑戦に立ち向かう熱意と決意がある」と52年ぶりのメダル獲得へ覚悟を口にした。

 既にパリ行きの切符を手中に収めているためネーションズリーグは五輪の準備に費やす。その施策の一つが2人のエース温存だ。4月下旬までイタリアでプレーオフを戦った石川、高橋藍は休養を優先。今大会は1週ごとに14選手を登録するが、第1週は回避し、第2週からの参戦となる。

 指揮官は「石川と高橋(藍)はイタリアで素晴らしい結果を残した。休養し別メニューで調整する」と説明。2人をより良い状態でパリに向かわせるための決断だ。ブラジル大会はアウトサイドヒッター2人が不在だが、石川は「僕と高橋藍選手がケガでいないことは五輪でも可能性がある。良い経験になる」と緊急事態のシミュレーションにもなるとみている。

 その上で昨年の銅メダルを超える成績を目指す。高橋藍は「ネーションズリーグでは去年の成績を上回るという目標で頑張りたい。パリ五輪ではメダル獲得を目標に全力を出したい」と力を込めた。

 石川は「僕たちはまだ(国際大会で)決勝に行ったことがないので、メダルの色はまだイメージがない。ネーションズリーグでクリアできれば、金を目指すイメージが明確になる」。パリで金メダルを狙うため、まずは前哨戦で決勝進出を果たし、世界トップの戦いを経験する。

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