レッドソックス吉田正尚 4打数無安打 チームは泥沼5連敗 本拠Wソックス戦へ「切り替えて」

4打数無安打に終わった吉田正尚（AP）

　レッドソックスの吉田正尚外野手（31）は4日（日本時間5日）、敵地でのメッツ戦に「5番・DH」で先発出場し、4打数無安打だった。チームは3―8で敗れ、泥沼の5連敗となった。

　右腕メギルに対しての第1打席は追い込まれた後に7本のファウルなどで粘ったが、11球目の4シームを打って左飛。6回の第3打席は無死一、二塁で右腕ブラゾバンに中飛、8回の第4打席は2死一、三塁で右腕メイトンに遊飛と1本が出ず、苦しむチームを救えなかった。

　吉田は「（スイングの）感覚的にはそんなに悪くない」としながらも、「ボール球にも手を出している。ヒットが欲しいというか、飛びつきながら打っている。良い時というのは甘い球を1球で仕留められていると思うので、そこらへんかな」と反省した。

　1日の休養日を挟み、ホームで低迷中のホワイトソックスと3連戦。「雰囲気はよくないですから、切り替えて。休みを挟んでホワイトソックスですかね。しっかり勝ち切れるように」と必死で前を向いていた。（ニューヨーク・杉浦　大介通信員）