前倒しで横浜M加入の日大GK木村凌也 U―20W杯で感じた世界との差「早く追いつきたい」
スポニチアネックス / 2025年1月10日 19時12分
関東大学サッカーリーグ1部に所属する日大のJリーグ・JFLクラブ加入選手合同会見が都内で行われ、3年生で退部し横浜F・マリノスに加入するGK木村凌也(21)ら4選手が決意を語った。
日大で1年時から正GKの木村は世代別日本代表の常連で、23年U―20W杯アルゼンチン大会で全3試合にフル出場した世代随一の実力者。1年前倒しでのプロ挑戦に「代表活動でプロとしてやっていける自信がついた。U―20W杯で世界や他のプロ選手との差を感じ、早く追いつきたいと思った」と決断の理由を説明した。
小学校から高校まで下部組織で育った横浜Mでは、19年優勝時の正GK朴一圭が今オフ復帰するなどJ1でも屈指の競争が待つ。「めちゃめちゃ厳しいと思うけど、得られるものが凄くあると思う。先発を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
前橋育英から進学した双子の兄弟であるDF熊倉弘貴は横浜FCに、FW熊倉弘達(ともに22)はJ2甲府に加入する。小学校から大学まで、全て同じチームでプレー。自主練習も常に一緒で高め合い、そろってプロ入りを実現させた。
大学で主将を務め、サイドバックやボランチの守備的ポジションで勝負する兄の弘貴は「まずはこのエンブレムを背負う意味を感じて戦う。心のどこかでは、双子の相方に負けるわけにいかない気持ちも多少はある」。弟の弘達はより攻撃的なポジションで、4年時のリーグ戦で10得点。「これまでずっと自分のスタイルを分かっている選手が必ずいたのはプラスだった。それがいなくなって結果が出せなければ、それまでの選手。一人の選手として活躍したい」と“独り立ち”を誓った。
▼MF猪野毛日南太(JFLクリアソン新宿内定)両サイドでプレーできる特長を生かしたい。クリアソン新宿の絶対的存在となり、Jリーグ昇格に向けて頑張りたい。
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