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松重豊 カリスマロッカーとの意外な縁 2人で映画を撮るはずが…「2度と映画監督やるなんて言わない」

スポニチアネックス / 2025年1月11日 18時59分

松重豊

 俳優の松重豊(61)が11日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演。大物ミュージシャンとの意外な縁を明かした。

 映画監督を志して福岡から上京し、明大文学部で演劇学を専攻。当時「バイトは役者とバンドマンしか雇わない」下北沢のラーメン店でアルバイトし、8ミリ映画を撮影するための資金を貯めていたという。

 偶然、同じ日にアルバイトに入ったのがロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロト。「たまたま同じ日にバイトに入った友達だったし、彼は岡山から出てきてバンドやるって言って。じゃあ一緒に映画撮ろうよとヒロトを主役にして8ミリ映画を撮ってた」と2人で映画を撮ることになった。

 「2人で青春18切符を買って福岡まで各駅停車で撮影旅行に行ったりして3分の2ぐらいまでできたんだけど、結局資金がショートして」映画は完成せず。「“ごめん、ヒロト。この映画無理かもしれない”と言って。“まあええよ”って言ってくれたんで。ただ、俺はもう2度と映画監督をやるなんて言わないからって、自分の中では完全にトラウマになった」と苦い思い出を回顧。それでも「どうしようかなとなって。じゃあ役者やるかっていう」と映画監督の道を挫折したがゆえに“俳優・松重豊”が誕生したことを明かした。

 ヒロトとの縁はその後も続き、ある時ラーメン店のロッカーで「今度、新しいバンドやるんじゃ。Tシャツ見てみい」とTシャツを見せられたという。“THE BLUE HEARTS”と書かれたTシャツを見て「ブルーハーツってお前、名前カッコ悪いなって言ったのは覚えている。青い心かって」と笑いながら振り返った。

 松重が監督・脚本を兼ねた主演映画「劇映画 孤独のグルメ」(10日公開)の主題歌「空腹と俺」はザ・クロマニヨンズが担当している。

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