難題になった韓国版「のだめカンタービレ」、あちこちではため息が...
THE FACT JAPAN / 2014年7月16日 16時46分
キャスティングの段階からこのように関心が集中されたドラマはこれまでなかった。韓国版「のだめカンタービレ」の話だ。
世論の熱い関心は役者に負担になるはず。一体誰が引き受けるのだろうか。過熱された関心であちこちではため息がこぼれている。制作社側はキャスティングの難航と意図していない“ノイズマーケティングの疑い”で困っているし、候補者に上がった女優たちも望ましくない評価で相当なプレシャーを感じている状況だ。
「のだめカンタービレ」は、女主人公である“のだめ”に支えられる部分が多い作品だ。原作での上野樹里は漫画的な“のだめ”役を完璧に演じ、深い印象を残した。きれいではないが、魅力あふれる音楽の天才“のだめ”役のキャスティングに韓国ファンたちの視線が注がれる理由も、彼女の素晴らしい演技からだ。
そのためだろうか。ネット上では“のだめ”を置いて、仮想のキャスティングが相次いでいる。女優シム・ウンギョンをはじめ、イ・ハニ、ハ・ヨンス、チョン・ウヒなどが取り上げられた。少女時代のユナが沸騰している世論の中で出演オファーを断ったというニュースが伝わり、同ドラマのヒロインにはさらい熱い関心が当てられた。
その結果、キャスティングのオファーを受けたことさえない女優たちが、積極的な解明を出す事態まで至った。出演する可能性が少ないにも関わらず、世論の評価と反応を受けるのが負担になったのがその原因だ。実際にヒロイン役に言及されたある女優は、所属事務所を通じて「キャスティングの提案も受けていなかった」と線引きした。
ユナ側も最近の雰囲気を意識したのか、「のだめカンタービレ」の代わりに中韓合作映画を選んだ。ユナ側の関係者は、「『のだめカンタービレ』は検討していた作品の中で一つだった」とし、映画に集中する意向を明らかにした。「のだめ」のキャスティングに集中された過熱された関心に負担を感じたようだ。
最終的な選択は、女優シム・ウンギョンの手で決まる可能性が高い。彼女は女主人公キャスティングで第一順位の候補だったが、映画のスケジュールで出演を固辞していた。しかし、映画のスケジュールが遅延され、再び「のだめ」役への出演オファーを受けた。
シム・ウンギョン側は「前向きに検討しているが、まだ確定ではない」と確答を避ける模様だ。魅力的だが、お得になることも毒になることも可能な「のだめ」役に、頭を抱えていることがうかがえる。
制作社側も困っている。一応キャスティングに難航ができたのも大変なことだが、「今後のドラマプロモーションのためのノイズマーケティングだ」という指摘を受けているのがもっと痛い状況だ。ある関係者は「世間の関心は感謝することだが、事実上、ドラマ制作に役立つわけではない」と困った表情を隠さなかった。
この関係者は「現在放送されている『トロットの恋人』の後放送『恋愛の発見』が終わったあとが、『カンタービレロマンス』(韓国版「のだめカンタービレ」の仮題)だが、あまりにも早い関心だ。誰がやっても難しいキャラクターなのに、さらに熱い関心まで続くと、“のだめ”役はもちろん、他の主要キャラクター役の俳優たちも出演に負担を感じるに違いない」と説明した。
今の状況が続くと、誰でも簡単に“のだめ”役や「のだめカンタービレ」への出演を引き受けるのは難しいだろうが、初放送は10月に予定されている。
THE FACT|キム・ハンナ記者
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ドラマ版「ハリー・ポッター」スネイプ役候補が判明
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月5日 10時33分
-
「監察医 朝顔」新春特別版が放送決定 主演・上野樹里に期待される「ドラマの先」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月2日 11時2分
-
『のだめカンタービレ 最終楽章』から15年、キャストの今 のだめの“恋敵”演じた俳優は不祥事から復帰果たす
クランクイン! / 2024年12月2日 6時30分
-
【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
NEWSポストセブン / 2024年11月26日 7時15分
-
『ばけばけ』髙石あかりは土屋太鳳、趣里に続くか? オーディション出身「朝ドラヒロイン」のその後
女子SPA! / 2024年11月18日 8時46分
ランキング
-
1中山美穂さん 事務所が検死結果を発表「事件性はない」 死因は「入浴中に起きた不慮の事故によるもの」
スポニチアネックス / 2024年12月8日 15時18分
-
2阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子 「THE W」歴代女王が初の審査員に決定!「愛ある審査ができたらいいなと」
スポニチアネックス / 2024年12月8日 17時33分
-
3山下達郎 5日の公演途中中止を謝罪「2週間たってもせきとたんが…」「誠に申し訳ありません」
スポニチアネックス / 2024年12月8日 15時0分
-
4黒木華、大河で好演の倫子役に思い語る…まひろへの衝撃発言には「いつまで思うねん!」と本音も
スポーツ報知 / 2024年12月8日 20時45分
-
5アイドルが本当にアイドルだった最後の芸能人…「中山美穂、303」だけで当時のOLはその口紅に群がった
集英社オンライン / 2024年12月8日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください