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終映「ピョルバラギ」、最後を飾ったSUPER JUNIORは“本物のペンバラギ”

THE FACT JAPAN / 2014年9月19日 15時25分

MBC「ピョルバラギ」が、SUPER JUNIOR編を最後に終映された。|放送画面キャプチャー


MBCバラエティ「ピョルバラギ」が第12話を最後に幕を下ろした。スターとファンが一つの場所(収録スタジオ)で会えるという、これまでのなかったコンセプトで話題を呼んだ番組は、低い視聴率の沼から脱することができず、ピリオドを打った。〔*ハングルタイトル:별 바라기→ 별(ピョル:スター)と해바라기(ヘバラギ:ヒマワリ)の造語、スターだけを眺め入るファンのこと〕
最後の放送では、2年2ヶ月ぶりに新譜を発表したSUPER JUNIORが出演した。そして制作陣のゲスト選択は、“神の一手”だった。彼らは心から“ペンバラギ”(팬바라기:ペン=ファンのことだけを想い、いつもみてあげる存在を指す造語)であることを、番組を通じて証明した。
18日の夜放送された「ピョルバラギ」は、SUPER JUNIORのメンバーのイトゥク、ウニョク、シンドン、キュヒョン、リョウクの5人が参加した。収録スタジオでともにしたファンらと心の内を開く話を交わしたメンバーたち。これまで聞いたことのない話に深く興味が注がれ、10年間SUPER JUNIORを見守ってくれているファンらに感謝の気持ちを表した。
SUPER JUNIORと交わした会話のテーマはさまざまだった。どうしてSUPER JUNIORのファンになったのかから、彼らが10年間もずっとトップの座を守られる理由、ファンらが選んだ人気ランキングなど。スターとファンが直接会ったからこそできるものだった。
ファンらは自己流の方法でSUPER JUNIORのメンバーらに対する愛情を表現し、メンバーらもその愛に感謝した。特にリーダーのイトックは、除隊後初めて出演するバラエティ番組だったが、以前と変わらぬ芸能感を存分に発揮して現場を沸かせた。


キュヒョンのカナダ出身の女性ファンサラ氏が「キュヒョンさんのお母様に会ったことがある」と、記念写真などを公開。メンバーたちは「もしかしてサラさんがお嫁さんに?」とからかうと、キュヒョンは「できないこともないんじゃない?」と答えて、ファンに対する格別な想いを伝えた。

感動もあった。シンドンは「周りの人たちがSUPER JUNIORが好きというと、“シンドンも好き?”と聞いてくるようですが、そんな時は自分がSUPER JUNIORというグループに迷惑をかけているのではないかと思ったことがあります。ファンの方も僕のせいでSUPER JUNIORのファンであることが恥ずかしくなるのではないかと…申し訳ないです」としながら涙をみせた。
SUPER JUNIORは最後に、ファンに対する真心を込めた。イトゥクは「こうして10年間もSUPER JUNIORでいられることは、すべてみなさんのおかげです」と述べ、シンドンは「軍隊に行ってくる予定です。またお会いしましょう!」と逞しくあいさつして、視線を集めた。


「ピョルバラギ」は、ユニークなコンセプトとカン・ホドンという人気MCを起用した組み合わせで話題を呼んだ。しかし、平均視聴率はなぜか5%を越えず、同時間帯で放送されているKBS2TV「ハッピートゥゲザー3」、SBS「チャギヤ-百年の客」に毎回追い抜かれた。
視聴率は残念な結果となっても、この番組は新しい方法を提示したことで意味がある。スターへの一方的な愛を、スターとファンが一緒になってお互いに対する愛情を表現しながら、多くの人が知らなかったスターの素顔が分かり、秘密なども暴露され笑いも誘った。しかし、斬新なアイデアがうまく活用できなかった部分は、もっとも惜しいところだ。
THE FACT|キム・ガヨン記者

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