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キュヒョンが感性バラーダーデビュー!SJの末っ子は忘れて

THE FACT JAPAN / 2014年11月13日 10時15分

キュヒョンの初ソロアルバム「光化門で」が13日午前0時、音源配信を開始した。|© SM Entertainment


SUPER JUNIORのメンバーではない、ソロ歌手として初のアルバムを発表したキュヒョン(26)が、この晩秋にぴったりな感性バラードで音楽ファンを魅了している。“次世代バラード皇太子”というSMの表現は間違っていなかった。
13日の午前0時、韓国の各音楽配信サイトからキュヒョンの1stソロミニアルバム「光化門で」が公開した。同名のタイトル曲は、叙情的なメロディーとキュヒョンのボイスが調和した正統バラードナンバー。愛する人との別れを、季節がくれる美しい変化にたとえて表現した独白体の歌詞が一品だ。
ピアニスト兼作曲家のYIRUMAが手がけた『Eternal Sunshine』は、同名タイトルの映画の中で繰り広げられた淋しい別れのシーンが浮かんでくる。3番トラック『後ろ姿が本当にきれいだったな(At close)』これも切ない別れを描いたバラードで、キョヒョンの哀絶な感性がオーディエンスたちの心臓を刺激する。
『別れを言う時(Moment of farewell)』と『愛が隠した言葉たち(One confession)』など、甘くて物悲しいバラードナンバーが続く。『深い夜を飛んで(Flying, deep in the night)』は、大先輩イ・ムンセのヒット曲をカバー。最後のトラック『僕の思い、君の記憶(My thoughts, Your memories)』はキュヒョンの自作曲で歌詞は東方神起のチャンミンが書いた。
アルバムのメインカラーはブラウン、またはグレー。秋と冬の季節感をすべて盛り込み、豊かな感性の楽曲を収めている。キュヒョンならではの甘美なボーカルが全曲の中で際立っている。
7曲しかないものの、アルバム制作に参加した顔ぶりをみると、自然とお腹がいっぱいになる。ヒット作曲家のKenzie、YIRUMA、Brown Eyed Soul ジョンヨプ&Eco Bridge、東方神起のチャンミンらが作曲と作詞を務めてキュヒョンにプレゼントした。完成度の高いバラードは、キュヒョンの初ソロアルバムを輝かせた。

これまでキュヒョンは、MBC「ラジオスター」のMCと、バラエティ番組に特化したSUPER JUNIORの末っ子メンバーとしてファンと対面してきた。そんな彼が、これからは深い感性と呼びかける力のあるバラーダーとして生まれ変わった。アイドルグループのメンバーではない、ボーカリストとして十分な可能性をみせた。
キュヒョンの音楽人生の第2幕は、今まさに幕を開けた。
THE FACT|パク・ソヨン記者

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