『上流社会』ユイ KNTVオフィシャルインタビュー
THE FACT JAPAN / 2015年9月13日 16時58分
ユイさんが演じるユナと似ている部分、異なる部分を教えてください。私は財閥家の末っ子の娘役でお金より愛を大切にする役を演じます。似ている部分と言えば正直なところ?それがとても似ていると思います。ユナは恋の前でとても正直ですよね。私もそうなんですけど、よく失敗します。ジュンギ(ソンジュン)が最初にユナに近付いた理由は彼女の財力や家柄でしたけど、それでもユナにとっては好きな彼と恋愛できるようになったので、その点では彼女は成功したと思います。
財閥二世を拒否するチャン・ユナというキャラクターですが、どのような役づくりをしましたか?まず台本を頂いた時、ユナというキャラクターがとても魅力的だと思いました。私は財閥の家で生まれてないので、「ユナのような子がいるのかな?」と思いました。財閥令嬢として生まれたからには幼い頃からそれに相応した教育を受けたはずなのに、そのような教育を全て拒み、中国へと留学し、若い頃から自ら何かをしなければならないと思って、バイトを始めるような子なんです。そのような堂々としてるユナがとても好きで、今回この役を通じて自立している女性を表現したかったんです。もちろん、私はデビューする前のアルバイト経験はそれほど多くないんですが、少ない経験だけどそれを生かそうと思い、しゃべり方やヘア・メイクスタイルなど、典型的な財閥令嬢の雰囲気ではなく、20代の女性たちに共感できて、真似したくなるように見せたかったんです。役づくりの過程で難しいことは特別ありませんでした。
同じ年頃の俳優さんがたくさん出演していますが、撮影場の雰囲気はいかがですか?一番のムードメーカーは?私が思うムードメーカーはジュンギ(ソンジュン)とチャンス(パク・ヒョンシク)だと思います。私はイム・ジヨンさんと撮影する時が一番楽しいです。女性同士なのでおしゃべりが弾みますね。さらに4人が集まるとしゃべりすぎて監督に注意されたこともありました。でも、実際撮影に入ると、本当にみんなが完ぺきに集中するんです。見習うべきだと思います。撮影じゃない時は騒いだり、いたずらをしたりと本当に面白いです。一番のムードメーカーはやはりジュンギ(ソンジュン)とのシーンが多いので、ジュンギじゃないかと思います。キャラクター上、重くてクールな雰囲気ですけど、カメラが回らない時はワンパクでとても明るいんですよ。
第一印象と全然違った魅力を持っている共演者は?ジイ(イム・ジヨン)ですね。ジイとは最初、台本の読み合わせの時に会いましたが、とてもキレイでピュアな印象でした。すっぴんだったんですが本当に色白で、どんな人なのか気になりました。もちろんスクリーンでは見たことはありましたが、ドラマでは初めてだし、性格もわからなかったので。とても物静かで女性らしいと思っていたのに、私と同じようにとてもさばさばしていておてんばでした(笑)最近は二人で会うと私が愛嬌を振りまくんですがジイが全然受け止めてくれなくて・・・。ジイからはどう受け止めればよいかわからないとダメ出しされました(笑) ジイがお姉さんのように感じますね。ジイは想像していた女性とは違いました。
ソンジュンさんとの共演は?ジュンギは金と野望のためにユナを選択したように見えますけど、その中には愛がありましたね。実際このような状況なら、ジュンギを受け入れますか?ドラマの予告映像からキスシーンがありました。最初からキスシーンを撮影したからかすぐ仲良くなりました。初めての共演なのにとても息が合うし、ジュンギ役のソンジュンさんは「もう私たち夫婦のようだね。飽きたよ」って茶化したりもして(笑)私たちのカップルは同じ世代に好かれるより、お母さんやお父さんの世代の方に好かれてるようです。それはなぜならばジュンギの野心をすでに1話と2話で見せてからドラマが展開されているので、私は「いつ復讐するのか、なぜ気付かないのか」とよく年配の視聴者から言われます。私たちの結末はどのようになるか私もとても気になります。もしも私がユナだったら、ジュンギの本心が伝わったらどうするかわかりませんが、そうですね・・・。今の状況ならジュンギの甘い言葉に心を許すと思います。なぜかジュンギの「愛してる」という言葉に涙もろくなったり、悲しくなったりするんです。それで「どうしてそんなことしたの?」という言葉がよく思い浮かんで・・・それが全て嘘だとしても一度はジュンギを信じてしまうと思います。
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