キム・ギドク監督が提訴…暴行でベッドシーンを強要?
THE FACT JAPAN / 2017年8月3日 13時53分
12年映画「嘆きのピエタ」で第69回ベネチア国際映画祭から金獅子賞を受賞するなど、毎回独創的な作風で世界の映画界から注目されるキム・ギドク監督(56)が、暴行および強要の疑いで、女優A氏(40)から告訴された。
韓国メディアの東亜日報は3日、キム監督が演出を務めた13年映画「メビウス」に出演した女優A氏が、キム監督を暴行と強要の容疑などで告訴したと報じた。ソウル中央地検は、この事件を刑事6部に配当し捜査に着手するという。
「メビウス」のヒロインに抜擢されたA氏は、同映画の撮影当時、現場でキム監督に「感情移入が必要だ」と言われながらビンタをされたとし、さらに台本にはないベッドシーンを強要されたと主張している。その後A氏は映画の出演を止め、配役は別の女優に代わった。また、同紙の記事によると、A氏は映画から降りたあと、弁護士を訪ね相談を受けていたが、映画界で不利益を受けることを恐れ、告訴を諦めたという。しかし、女優業を辞めていたA氏は、今年の初めに韓国の全国映画産業労働組合を訪ね、キム監督とのことを訴えながら法律的に対応することにしたという。
一方、A氏の主張にキム監督側は「事実と異なる」と立場を明かし、「A氏は10年近く活動しないでいたが、キム監督にまた演技をしたいと連絡してきた」「台本にないベッドシーンを強要したということは有り得ない。『メビウス』はもともとそういうストーリーだった。すべて台本にあった内容だった」と反論し、監督本人は「昔のことなのでよく覚えていないが、もし暴行したことが事実なら申し訳ない」とコメントしている。
検察は近日中にキム監督を召喚し、調べを行う予定だ。
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