ラグビーによる事故を防げ 日体大で事故から学ぶ研修会 未来の指導者や選手たちが聴講 ラグビーで障害が残った高校生は4年間で17人
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月24日 23時33分
ラグビーによる重大事故が少なくないなか、日本体育大学でスポーツ指導者を目指す学生やラグビー選手たちに向けて、練習中に重傷を負った男性らが参加した研修会が行われました。
横浜市にある日本体育大学の健志台キャンパスで開かれたのは、「学校・部活動における重大事件・事故から学ぶ研修会」です。
この日は、2002年の11月、高校でのラグビー部の練習中、首の頚椎損傷の重傷を負った中村周平さん(39)が京都からオンラインで登壇し、けがをした時の状況や、その後の生活の困難さなどについて語りました。
中村さんは現在、車いすでの生活を強いられていて、寝ているときも含めて24時間のサポートを受けています。自律神経も傷めたため、体温の調節も難しくなっているということです。
今でもラグビーが好きだという中村さんは、「スポーツには事故というリスクが誰にでもあります。事故に遭う人が一人でも減ることを願います」と訴えました。
JSC=独立行政法人「日本スポーツ振興センター」の「学校等事故事例検索データベース」によりますと、ラグビーの活動中に何らかの障害が残った高校生は2019年~2022年の4年間で17人に上ります。
この研修会を2016年から続けている南部さおり教授は、「ラグビーは競技の特性上、けがは多くなるが、こうした重篤なケースを選手たちが知っておくことで、防げる事故は増えていく」と話しました。
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