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「ほとんど片手で打ち込んだ」 大谷翔平、技あり2号に通算204勝元投手が驚愕「とんでもない」

THE ANSWER / 2024年4月6日 9時33分

カブス戦で本塁打を放ち歓喜するドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】Reuters

■2試合連続弾にかつての名投手も感嘆

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、シカゴで行われたカブス戦に「2番・DH」で先発し、5回の第3打席で2試合連続となる2号2ランを放った。右手1本でとらえた打球が、切れずに右翼ポールを巻くという技術の詰まった一撃に、ドジャースの地元放送局も「とんでもなく力強い」と驚いている。

 リグレー・フィールドに初登場した大谷は5回、無死一塁で3度目の打席に立つと、右腕ヘンドリクスの初球、時速79マイル(約129キロ)のチェンジアップをうまくとらえた。打球は高々と上がり右翼ポール際へ。右手にバットを持った体勢のままボールの行方を見守っていたが、本塁打と判定されると悠然とダイヤモンドを1周した。生還した際には左手にキスするという、昨季まではなかった仕草をみせた。

 米カリフォルニア州の地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継は、大谷の高い技術を驚きをもって伝えた。

 実況を務めたジョー・デービス氏が「ライト線コーナーへ打った。わずかにポールの内側へ。フェアボールだ! ショウヘイ・オオタニが2戦連発!」とボールが切れなかったのに大興奮している。

 現役時代ドジャースなどで活躍し、通算204勝を挙げた元投手で解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「この打席は、打つにはわずかに十分なくらいバットを残すことができました。この球はもう少しでプレートを外れるように変化していましたからね。彼はとんでもなく力強い。ほとんど片手で打ち込んでしまいましたよ。少し風の手助けもあったかもしれませんね」とパワーに驚いた様子だった。(THE ANSWER編集部)

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