松山英樹、普段とかけ離れたリアクションに米誌「傑作だ」 隙間20cmを通す衝撃の一打で仰天

ソニー・オープンに出場している松山英樹【写真：ロイター】

■ソニー・オープン開幕

　米男子ゴルフのソニー・オープンが9日（日本時間10日）に米ハワイ州ホノルルのワイアラエCC（7044ヤード、パー70）で開幕。前週の開幕戦ザ・セントリーでツアー11勝目を挙げた松山英樹（LEXUS）は18ホールを回って4バーディー、1ボギーの67。3アンダーの暫定26位タイにつけた。9番では、自身も驚く曲芸ショットを放ち、米誌も「リアクションは傑作だった」と注目を寄せている。

　普段の冷静さとはかけ離れたリアクションだった。9番パー5でティーショットを左に曲げた松山。前方には木が立ち塞がる。第2打は、木と木のかなり狭い隙間を通過して行く曲芸ショットになった。本人も直撃を覚悟したのか、声を出して安堵。ビックリしていた。

　米誌「ゴルフダイジェスト」は「ヒデキ・マツヤマが、（意図せずに！）ヤシの木の8インチの隙間を抜けたボールを放った様子」との見出しで記事を掲載。通過したのはわずか8インチ（約20センチ）の隙間だったとし、「彼はPGAツアーで最も素晴らしいショットの1つを放った」と曲芸ショットを称賛している。

「この一打は明らかに意図的なものではなかった」と偶然の産物であると伝え、「マツヤマが木を避けようとしているのは明らかだったが、ボールは勢いよく飛び、木の間のわずかな隙間をすり抜けていった」と狙いとは少し違ったと見ているようだ。

　その上で「マツヤマのリアクションは傑作だった。もはや、こんなことが起こったことを恥ずかしく思っているようだった」と松山の驚いた表情に注目。普段は冷静な男の意外な姿に、米誌も興味津々の様子だ。（THE ANSWER編集部）